なでしこFW菅沢 東京五輪決勝舞台・国立でハットトリックの大暴れ パナマ戦で猛アピール

2021年04月11日 16:38

サッカー

なでしこFW菅沢 東京五輪決勝舞台・国立でハットトリックの大暴れ パナマ戦で猛アピール
<サッカー女子 日本・パナマ>後半、この日自身3得点目となるゴールを決めハットトリックを達成した菅沢(左から2人目)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【サッカー女子国際親善試合   日本7―0パナマ ( 2021年4月11日    国立 )】 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は11日、国際親善試合でパナマ代表と対戦。FW菅沢優衣香(30=三菱重工浦和)のハットトリックなどで7-0で快勝した。19年11月に完成し、東京五輪決勝が行われる国立競技場での代表戦は初めて。約1年ぶりの国際マッチとなり7―0で圧勝した8日のパラグアイ戦(宮城・ユアスタ)に続く連勝で、7月開催予定の東京五輪に向けて順調な調整ぶりを見せた。
 東京五輪に向けての絶好のアピールとなった。菅沢は前半8分には先制弾。岩渕真奈(28=アストンビラ)がペナルティーエリア内左から放ったシュートを相手GK、DFがはじいたところを中央から左足で叩き込んだ。3-0となった42分にも加点。MF長谷川唯(24=ACミラン)のスルーパスから相手GKと競り合った後、素早く反応してこぼれ球を左足で蹴り込んだ。さらに5-0で迎えた後半11分には左サイドの岩渕のセンタリングをゴール前で頭で押し込み、ハットトリック。なでしこジャパンでのハットトリックは
14年のアジア大会でのヨルダン戦以来2度目となり、代表73試合目で通算得点を24とした。

 なでしこリーグ得点王3度の実力を存分に発揮した菅沢は「どのゴールも良かったんですけれども、他にもチャンスがあったので、そこは修正していきたいなと思います」と謙虚に話した。東京五輪に向けての思いを聞かれると、「残り少ない期間ですけど、合宿だったり、親善試合があると思うので、そこでしっかりとアピールしながらチーム力を高めていけたらいいなと思います」と力を込めた。

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