なでしこMF長谷川 強行日程なんの!技ありループシュートに好機演出で勝利に貢献

2021年04月11日 16:34

サッカー

なでしこMF長谷川 強行日程なんの!技ありループシュートに好機演出で勝利に貢献
<サッカー女子 日本・パナマ>前半、長谷川(右)がゴールを決め喜ぶ(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【サッカー女子国際親善試合   日本7―0パナマ ( 2021年4月11日    国立 )】 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は11日、国際親善試合でパナマ代表と対戦。FW菅沢優衣香(30=三菱重工浦和)のハットトリックなどで7-0で快勝した。19年11月に完成し、東京五輪決勝が行われる国立競技場での代表戦は初めて。約1年ぶりの国際マッチとなり7―0で圧勝した8日のパラグアイ戦(宮城・ユアスタ)に続く連勝で、7月開催予定の東京五輪に向けて順調な調整ぶりを見せた。
 ぶっつけ本番でスタメン出場したMF長谷川唯(24=ACミラン)が存在感を見せつけた。9日にチームに合流、調整は前日10日だけだったが、2-0で迎えた前半32分には左サイドからのクロスをゴール前中央の菅沢が競って左へとこぼれたボールを左足のループシュートでゴール右に放り込み加点。代表43試合で通算9得点目を挙げると、42分にはFW菅沢優衣香(30=三菱重工浦和)のこの日2点目を引き出すスルーパスを出すなど、攻撃では何度もボールに絡んで見せた。

 今年1月末に日テレからイタリア1部のACミランへ移籍して初めての代表戦。強行日程を難なくこなした長谷川は「合流してすぐの試合だったんですけど、オリンピックまでに試合数も少ない中で、しっかりと合わせていこうと思って。まだまだ課題もたくさんありますけど、たくさん得点を取って勝てたことは良かったと思います」と振り返った。自身の技ありのゴールについては「あれは自分の得意な形というか」としながらも、「そこまでシュートを相手に当てたりしていたので。ああいうのをもっとほかの場面でも出せていけたら、もっと大量得点につながったのかなと思うので、もっと質のところは追及してやっていきたいなと思います」と課題も掲げた。

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