FC東京 FW永井「チャレンジしないと点は取れない」若手に“お手本”示した公式戦1カ月ぶりゴール

2021年05月19日 22:20

サッカー

FC東京 FW永井「チャレンジしないと点は取れない」若手に“お手本”示した公式戦1カ月ぶりゴール
<FC東京・大分>後半、同点ゴールを決め、ガッツポーズのFC東京・永井(右端) Photo By 共同
 【YBCルヴァン杯1次リーグ第6節B組   FC東京1―1大分 ( 2021年5月19日    味スタ )】 1位通過を決めているFC東京はホームで大分と1―1で引き分けた。3勝3分けの無敗で1次リーグを突破。プライムステージ進出を懸けてC組2位の湘南と6月5日(駒沢)、13日(レモンS)に対戦する。
 0―1の後半18分、FW永井謙佑(32)の狙い澄ましたシュートが相手ゴールネットを揺らした。MF品田愛斗(21)の縦パスをMF東慶悟(30)に落とし、リターンをノーステップで打った。

 「(ボールが)自分の描いたとおりに飛んでいったので、打った瞬間に入ったと思った。練習でよく蹴っているシーンなのでイメージもあり、上手くサイドネットに入ってくれて良かった」

 4月21日に行われたルヴァン杯第3節の大分戦以来、約1カ月ぶりのゴール。今季公式戦通算3得点目に「個人的にも久しぶりの得点で、あとはリーグ戦で勝ち点を積んでいくことが大事。もう1回僕らで変えていかないといけないし、東京らしさを出せるように続けてやっていきたい」と喜んだ。

 この日の試合に出場した選手の中では最年長。先発11名の平均年齢が24・73歳と若手が多く起用されたゲームでベテランとしてチームを引っ張った。「思い切ってミスを恐れずにやってほしかったので、そういう伝え方をした。前半は(品田)愛斗のところでバックパスや横パスが多かったので、ミスってもいいから縦パスを入れてくれと。チャレンジしないと点は取れない。通し続けることで愛斗の感覚も身につくと思うので、チャレンジしようと話した」。改善点を見つけるとピッチ上で大声を出し、より良いプレーを要求し続けた。

 チームは15日のリーグ柏戦で0―4で大勝し、連敗を5でストップした。11位から順位を上げるためにも底上げは必須。そのための“チャレンジ”を快足アタッカーは若手に求めた。

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