J1首位町田が保持率トップの新潟戦 データ上は好相性も黒田監督「やってみないと分からない」

2024年05月31日 05:00

サッカー

J1首位町田が保持率トップの新潟戦 データ上は好相性も黒田監督「やってみないと分からない」
町田が1日新潟戦を「ゼルビア キュン祭り」として開催 Photo By 提供写真
 J1初参戦にして首位を快走するFC町田ゼルビアは6月1日、ホームの町田GIONスタジアムにアルビレックス新潟を迎える。
 ポゼッション志向を継続する新潟は、平均ボール保持率がリーグトップの58・2%。堅守速攻型の町田は同19位の42・7%と、両チームは対極のプレースタイルを持つ。

 町田は保持率1、2位の新潟、横浜とは未対戦も、同3~7位(浦和、川崎F、札幌、C大阪、鹿島)にはここまで全勝。保持型チームと相性がいいのは間違いなさそうだが、黒田剛監督は「やってみなければ分からない」と優位との認識はない。「流動的にポジションを動いてくる。うまく捕まえられればやりやすいだろうけど、やってみると捕まえにくいところも出てくる。そこでどう対応するか」として、一筋縄ではいかない状況を想定している。中盤左サイドを担うFW藤本一輝も「ポゼッション主体の相手にやりたいことをやらせないように」と警戒している。

 町田は前節アウェー浦和戦で、終盤に決勝点を奪い劇的勝利。5月公式戦を6勝1分けの負けなしで終えた。だからこそ「浦和に勝った達成感から、ふっと落とし穴に落ちてもおかしくない。そろそろ甘さや隙が出るのではないか。今週は練習からそういう部分の締めは厳しくやってきた」と黒田監督。月が変わっても、手綱を緩めるつもりはない。

 ≪ハートマークで埋め尽くされる≫町田は新潟戦を「ゼルビア キュン祭り2024」と題し、さまざまなイベントを開催する。スタジアム周辺がハートマークで埋め尽くされ「誰もがキュンキュン楽しめるハピネス空間」が繰り広げられる。

 外れなし「キュンキュンくじ」(990円)は、特賞としてFW藤尾翔太らのサイン入りハート型クッション、選手写真入りアクリルスタンドなどが当たる。バックスタンドにはフォトスポットが設置され、「ハート型ステッカー」ガチャガチャ(300円)などの限定グッズが販売される(一部席種のみ)。

 試合前にはピッチでトークショーがあり、FW荒木駿太とDF望月ヘンリー洋輝によるものまね漫才がキャンプで話題となったお笑いコンビ「ちゃんぴおんず」が出演。ウォームアップ時には、選手からスタンドへ謎の「サイン入り“キュン”」がプレゼントとして投げ込まれる。

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