U―23日本代表・佐野航大「人生で一回あるかないか」の五輪出場へ決意「絶対に出たい」

2024年05月31日 20:03

サッカー

U―23日本代表・佐野航大「人生で一回あるかないか」の五輪出場へ決意「絶対に出たい」
オンライン取材に応じた佐野 Photo By スポニチ
 U―23日本代表に初招集されたオランダ1部NECナイメヘンのMF佐野航大(20)が、今夏のパリ五輪出場へ強い意欲を示した。
 米国遠征に臨むU―23日本代表発表から一夜明けた31日、オンライン取材に応じ「五輪(出場)は人生で一回あるかないか。絶対に出たい」と力強く語った。大岩剛監督(51)からは、複数ポジションをこなすポリバレント(多様性)として期待され「いろんなポジションができることも自分の強みなので見せていきたい」と意気込んだ。

 J2岡山から昨夏にオランダ1部に移籍した。初の海外挑戦となった今季は「強度やスピード感が違って慣れるのに時間がかかった」というが、シーズンが進むにつれて適応。出場機会をつかみ、最終的には24試合出場で4ゴール3アシストをマークした。

 シーズン中は筋力トレーニングの成果で体重が最大4キロ増の69キロまで進化し「シンプルに筋肉量が増えた」。フィジカルの強い選手が多い海外での経験が「メンタル的に成長した。フィジカルも変わったし、サッカーに対する考え方や向き合い方も変わった」と血肉となっている。

 今後はパリ五輪出場を直近の目標として切り替える。米国遠征で臨むU―23米国代表戦(7、11日)はパリ五輪代表18人発表前最後の国際親善試合。初招集から2試合でアピールが求められるが「限られた時間で自分のやりたいことを表現したい」と決意を口にした。

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