“フーテンのカズ”55歳誕生日 同じ「2・26」生まれの寅さん完コピ、気合の衣装は総額約80万円!
2022年02月27日 05:30
サッカー
なぜ今、寅さんなのか。直近3年ほどカズも出場機会の少ない「つらい」時期を過ごした。和ませてくれたのが「男はつらいよ」だった。好きなマドンナ役を選び何度も見た。毎度、恋は成就はしないが、人情味とユーモアにあふれ、カズは親近感を持つ。何より「人を上にも下にもみない。そういうスタンスに引かれる」と言う。
今季、新天地に選んだのは9話に登場する三重県だ。家族とは離れた生活だが「子供たちはサッカーを続けてほしいと。試合に出られなければ一緒に悔しがる。かみさん(りさ子夫人)はまだやるの?という感じでしたけど」。寅さんも時代に流されず、好きなことを貫く。やはり共感する部分は多い。
実は、寅さんも2月26日生まれ、高校中退という経歴まで同じ。会見中、司会者の女性をマドンナ役に2ショット撮影にも応じ「三重ではどこに行きたいですか?」と聞かれれば「あなたと一緒ならどこへでも」と笑わせた。JFLにはJクラブ未開の地方遠征も多い。「目標はJ3昇格。僕が行くことで少しでもJFLが盛り上がれば」。カズもまた、夢と希望を届ける全国行脚に出る。
生まれは静岡、育ちはブラジル。姓は三浦、名は知良。人呼んでキング・カズと発します。今季は主戦場を鈴鹿に移します――。会見後、トランクを開け、どら焼きを報道陣に配る粋な計らい。最後はテーマ曲に乗り「あばよ!達者でな」と去っていった。55歳、フーテンのカズさんは新たな旅に出た。J3昇格という夢に向けて。
≪JFL鈴鹿、開幕戦は3・13 スタメン手応え≫カズが開幕スタメンへ、順調な仕上がりを見せた。5日間の鈴鹿キャンプ最終日となったこの日、FC岐阜セカンドとの練習試合が行われ、カズは3日連続で実戦に先発出場。さすがに「3日連続はプロになってから初めて」と笑ったが、40分間プレー。バースデー弾とはならなかったが、攻撃を組み立てるなど前線を活性化させた。開幕戦は3月13日、ラインメール青森と激突。「あとはゴールだけだね。手応えはある」。移籍から約1カ月、キャンプ地の宿泊先には温泉施設も併設され、選手間のコミュニケーションも深まったという。
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