GK退場で大敗の京都・チョウ貴裁監督「厳しいけど受け入れる」 相手対策に「否定的に変えるつもりない」
2022年03月05日 19:56
サッカー
ただ判定は微妙だったかもしれないが、そこに至るまでの過程は、指揮官の言葉を借りれば「良い勉強材料になった」だろう。チームのベースには「素速い攻守両面の切り替え」「ハイプレス」「ハイライン」がある。攻守両面での素速い切り替えはできていたが、磐田も速く、またボールを保持した際にはアンカー脇の空いたスペースを効果的に使ってハイプレスを回避。そして京都陣に拡がるスペースを突いてきた。
指揮官が「ロングボールを交えながら、相手が立ち位置や鼻先でプレスを回避してくるのは予想された」と口にするように、前節のC大阪も清武や乾が絶妙な立ち位置を取ってパスを引き出した。今後も同様の対策を立てられるだろう。それを上回るには二択。一つは戦い方を修正する。もう一つは自らが成長する。指揮官が選ぶのは当然、後者だ。
「奪ったボールをプレゼントしていることがある。精度を高めないといけない。ロストボールが相手のエネルギーになることもある。まだできないことがあって当たり前。だからと言って否定的に変えるつもりもない」
後半22分にFWウタカが得点して1点差に迫った直後に失点。それをチョウ貴裁監督は「幼さ」と表現したが、苦い経験も糧にして成熟した大人のクラブへと進んでいく。
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