神戸・吉田監督 スタメン7人変更は「全て勝つと考えた時に入れ替えた方が」小田やムゴシャの起用法も言及

2022年08月22日 21:21

サッカー

神戸・吉田監督 スタメン7人変更は「全て勝つと考えた時に入れ替えた方が」小田やムゴシャの起用法も言及
<ACL 神戸・全北>試合後、選手の労をねぎらう神戸・吉田監督(左から2人目)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【ACL準々決勝   神戸1-3全北 ( 2022年8月22日    埼玉 )】 神戸は延長120分間の激闘の末、逆転負けで姿を消した。18日の決勝トーナメント1回戦・横浜戦からスタメン7人変更。足に負傷を抱える元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタやFW大迫勇也はベンチ外だった。
 吉田孝行監督は「スタメン7人変更の理由は過密日程で、きょう勝っても2日後に試合(準決勝)がある。キックオフは16時。全て勝つと考えた時に入れ替えた方が良いと思いました」と説明。積極的にシュートを放ち勢いを付けたMF小田を前半45分で交代させたことは「決めていた。ケガをさせたくなかった」と肉離れから復帰したばかりを考慮したという。

 そして1メートル88ながら競り合いで戦えず、運動量も乏しかったFWムゴシャをフル出場させたのは「ウチにはFWで万全な選手がいません。武藤もケガからの復帰で万全ではない。(ムゴシャには)ターゲットマンで頑張ってもらいたかったし、あとは後ろの選手たちがバテているのもあったので、そっちで交代カードを切らないといけないのもあった」と苦しい胸の内を明かした。

 アジア王者をクラブとして掲げているが、今季は負傷者が続出。J1リーグでも16位と低迷する。「クラブとして“この大会を取りにいく”というのを出さなければならなかった」と口にする選手もいれば、違う選手は「J1での順位もあって、そこまで余裕を持って臨めなかった。自分たちが招いたこと」と話した。もどかしさを抱えたまま、神戸は大会から去ることになった。

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