俊輔 現役最後の一戦終えチームメートの手で3度宙へ 四方田監督「送り出そうという気持ちが大逆転劇に」

2022年10月23日 16:39

サッカー

俊輔 現役最後の一戦終えチームメートの手で3度宙へ 四方田監督「送り出そうという気持ちが大逆転劇に」
<J2 熊本・横浜FC>試合後、自分の背番号25が入ったTシャツを着たチームメートにサポーターの前で胴上げされる横浜FC・中村(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J2最終節   横浜FC4―3熊本 ( 2022年10月23日    えがおS )】 今季限りでの現役引退を発表している横浜FCの元日本代表MF中村俊輔(44)が23日、キャプテンマークを巻いて現役最後の熊本戦に先発で臨んだ。前半から精度の高いサイドチェンジなどで会場を沸かせ、2―3の後半15分に交代。その後、チームは大逆転して日本を代表するレジェンドの花道を飾った。
 7分間の後半アディショナルタイムを経て終了の笛が鳴ると、ベンチにいた俊輔は仲間と肩を組んで喜び合った。白星で締めくくった44歳3カ月29日での現役ラストマッチ。試合後、チームメートは表に「THANK YOU SHUNSUKE」、裏に「25 SHUNSUKE」と書かれたTシャツを着て門出を祝った。俊輔はチームメートの手で3度、高く宙に舞った。

 途中出場から決勝点を決めたFWマルセロ・ヒアンは「この試合は俊輔の引退試合でもあり、特別な試合だった。勝ちたいという気持ちを強く持って、なんとか(決勝点を)決めることができて本当にうれしく思っている」と笑顔。四方田監督も「なんとか俊輔を送り出そうという気持ちが大逆転劇につながって非常にうれしい」と充実の表情を浮かべた。

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