横浜 浦和を4発撃破で首位を死守!優勝争いは2位川崎Fと勝ち点差2のまま最終節へ

2022年10月29日 16:53

サッカー

横浜 浦和を4発撃破で首位を死守!優勝争いは2位川崎Fと勝ち点差2のまま最終節へ
<横浜・浦和>後半、ゴールを決めた横浜・エウベル(中)に抱きつく水沼(右)、渡辺(上)ら(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第33節   横浜4―1浦和 ( 2022年10月29日    日産ス )】 明治安田生命J1リーグ第33節は29日、各地で9試合が行われ、首位の横浜はホームで8位・浦和に4―1で勝利。首位陥落の危機もあった一戦で3戦ぶり勝利を飾り、連敗を2でストップ。2位・川崎Fもホームで2―1と神戸を下したため、今季の優勝争いは最終節までもつれる事になった。
 横浜は3年ぶり優勝に王手をかけてから下位チームにまさかの連敗。2戦連続で足踏みを続け、2位・川崎Fと勝ち点差8から2まで詰め寄られてしまった。

 今節の結果次第では首位陥落の危機もあるなかで迎えた一戦は、前半17分に先制に成功。MF水沼がペナルティーエリア右からシュートを狙うと、DFに当たってコースが変わり、ファーサイドのFWエウベルの元へ。これを難なくFWエウベルが詰め先制ゴールが生まれた。

 勢いに乗るチームは同37分にも追加点。FWエウベルが左サイドから縦にドリブルを仕掛けてペナルティーエリア内に進入し、右足でシュート。これはGK西川に防がれるが、ゴール前にいたFWアンデルソン・ロペスが右足で押し込み2―0とリードを奪った。

 一方、逆転優勝へ負けられない戦いが続く2位・川崎Fは前半20分、MF家長のゴール前への浮き球をFWマルシーニョが拾い、態勢を崩しながらも右足で押し込み先制点。前半を1―0で終えた。

 前半終了時には優勝争いは最終節までもつれる状況だったが、後半6分に川崎Fが失点。ゴール正面30メートル以上はあろうかという距離からのフリーキックをMF小林祐に左足で豪快ミドルを決められ、同点に追いつかれてしまった。

 川崎Fが引き分け以下なら優勝が決まる横浜サポーターは、この知らせが届き大盛り上がり。チームは後半にも2点を加え、勝利は決定的に。今節での優勝決定の可能性は川崎Fの結果次第という状況になった。

 すると川崎Fが後半39分にVAR判定からPKを獲得。このチャンスをMF家長が決め、勝ち越しに成功。終盤で意地を見せ、最終節まで逆転優勝への可能性を残した。

 最終節では横浜は勝利、あるいは川崎Fが引き分け以下なら負けたとしても無条件で優勝が確定。川崎F優勝は勝利が絶対条件で、かつ横浜が敗れる必要がある。また川崎Fが勝利し、横浜が引き分けると勝ち点66で並び得失点差争いとなるが、川崎Fが横浜より現状11点差下回っているため大きく不利な状況となっている。

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