川崎Fが神戸に勝利 悲願の3連覇へ望みつなぐ 36歳家長がPKで決勝点「蹴りたくなかったけど…」

2022年10月29日 17:31

サッカー

川崎Fが神戸に勝利 悲願の3連覇へ望みつなぐ 36歳家長がPKで決勝点「蹴りたくなかったけど…」
<川崎F・神戸>後半、PKを決め、歓喜の家長(中央)ら川崎Fイレブン(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第33節   川崎F2-1神戸 ( 2022年10月29日    等々力 )】 2位の川崎Fはホームで神戸に2―1で勝利し、3連覇への望みをつないだ。FWマルシーニョ(27)が先制した後に直接FK弾で追いつかれたが、後半39分にFW小林悠(35)が得たPKをFW家長昭博(36)が左足で右に決めて勝ち越した。
 決勝点となるゴールが決まると、家長はしゃがみ込み、芝に手を2回、強く打ち付けて感情を爆発させた。スタジアムからは大歓声が降り注ぐ。引き分けのままなら決まっていた横浜の優勝を阻止する、値千金の一発だった。リーグ戦12得点は36歳にしてシーズン自己最多記録となった。

 家長は「最後、優勝するのに絶対必要だったので、勝ち点3を取れて良かった」と白星の重みをかみしめ、右上に決めたPKについては「駆け引きとかはなくて、蹴りたくなかったですけど、入って良かった。プレッシャーしかなかったし、本当に入って良かった」と安堵(あんど)した。

 横浜と勝ち点2差のまま突入する最終節は、アウェーでFC東京と対戦する。「最後勝つしかなくなったので、分かりやすい。勝って優勝できることを信じて頑張ります」と力を込めた。

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