浦和“ACL史上最多”3度目V!GK西川が好守連発でアルヒラルにリベンジ果たす

2023年05月06日 19:53

サッカー

浦和“ACL史上最多”3度目V!GK西川が好守連発でアルヒラルにリベンジ果たす
<浦和・アルヒラル>優勝し喜ぶ西川(左)(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【ACL決勝第2戦   浦和1―0アルヒラル ( 2023年5月6日    埼玉 )】 浦和が6日、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦(埼玉)でアル・ヒラル(サウジアラビア)に1―0で勝利。2戦合計2―1で17年以来“大会史上最多”3度目の優勝を飾った。
 浦和は前半30分、ペナルティーエリア右に進入したDF酒井のクロスにゴール中央でFW興梠が反応。右足で合わせたが惜しくもクロスバーに弾かれ先制点とはならなかった。

 前半は再三アル・ヒラルに決定機を作られた。同42分にはMFカリージョに強烈なミドルシュートを浴びたがGK西川が右手一本でセーブ。GK西川を中心とした守備陣が踏ん張って0―0で折り返した。

 後半3分、センターサークル付近で得たFKからDFホイブラーテンがペナルティーエリア左から中央へ折り返すと、相手のオウンゴールを誘って、貴重な先制点を挙げた。同31分にはMF伊藤がペナルティーエリア外から放ったミドルシュートは左ポストをかすめるなど、何度もカウンターからチャンスを演出した。

 追加点こそ奪えなかったものの1―0で勝利し、19年大会決勝で敗れたアルヒラルにリベンジ達成。GK西川は前半からファインセーブを連発。相手に最後までゴールを許さず、17年大会以来となるアジア王座戴冠に貢献。チームは現行のACLとなってからでは史上最多3度目の優勝を手にした。

 なお、浦和は25年夏から新方式(32チーム制)となるクラブW杯の出場権を獲得(※新大会は21~24年の各大陸連盟クラブ王者などが参加するため)。次回ACL(2023年9月開幕~24年5月に終了予定)にも昨季J1で3位だった広島に代わり、プレーオフから参戦することになった。

 ▼興梠 本当に厳しい試合でしたけど19年の借りを返せました。なかなか獲れるタイトルではないので、アジアのチャンピオンということですごく嬉しい。とにかく浦和サポーターは最高。あなた達のおかげでこのタイトルが獲れたと思ってます。

 ▼酒井 本当にこの光景を夢見ていたので、今は信じられない気持ちですね。何といっても6万人のサポーターを笑顔で帰らせたかったのでホッとしています。

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