FC東京 ディエゴ・オリヴェイラ2発も痛恨の逆転負け 厳しいVAR判定の松木玖生一発退場で流れ失う

2023年06月03日 21:26

サッカー

FC東京 ディエゴ・オリヴェイラ2発も痛恨の逆転負け 厳しいVAR判定の松木玖生一発退場で流れ失う
<FC東京・横浜>逆転負けのFC東京(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第16節第1日   FC東京2―3横浜 ( 2023年6月3日    味スタ )】 FC東京は3日、ホームで横浜と対戦し2―3で逆転負けを喫した。開始40秒で先制を許したが、その後は準備していたプレスが機能し、縦に速い攻撃からFWディエゴ・オリヴェイラ(32)が2ゴールを決めて逆転。王者を追い詰めた。
 だが、2―2の後半24分に途中出場のU―20日本代表MF松木玖生(20)が厳しいVAR判定で一発退場となり、その影響もあって終盤に決勝点を許した。

 1次リーグ敗退となったU―20W杯アルゼンチン大会に出場した松木は、1日午前に帰国したばかりだったが、この日はベンチ入り。アルベル監督によると、長旅の疲れも考慮され、本来なら「15~20分ほどプレーさせようと計算していた」というが、ハーフタイムにMF小泉慶(28)が膝に痛みを訴えたため、急きょ後半開始から出場することになった。

 そして松木は後半24分、自陣でボールをキープしようとしたところ、FWマルコス・ジュニオールを背負う形になり、右腕を動かしたときに右肘が相手顔面に当たってしまい、VAR判定の結果、ラフプレーと見なされ一発退場となった。故意ではなかったため、判定に納得できない松木本人はもちろん、アルベル監督を始めFC東京のベンチも不満を露わにしたが、判定は覆らなかった。

 古巣との初対決だったFW仲川輝人(30)は試合後「退場が全てを変えてしまった。マリノスの圧力を受けたのは、あそこからじゃないですか?」と、意見が分かれるジャッジが大きな影響を及ぼしたと強調し、「?判定にどうこう言うつもりはないですけど、納得はできないですけどね」と不満を述べた。

 チームは運にも見放され、これで2連敗。順位も12位に転落した。それでも仲川は「流れの中での得点はここ数試合なかったので、いい材料というか、こういったものをもっと生かしながらやっていければいいかなと思います」と前向きに話した。次戦は11日にアウェーでG大阪と対戦する。

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