【女子W杯】池田監督「いろんな選手が出ても戦えるのがなでしこジャパンの強み」猶本&藤野初ゴールで連勝

2023年07月26日 16:44

サッカー

【女子W杯】池田監督「いろんな選手が出ても戦えるのがなでしこジャパンの強み」猶本&藤野初ゴールで連勝
コスタリカに2―0で勝利し、ピッチで撮影に応じるなでしこイレブン(AP) Photo By AP
 【女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会1次リーグC組   日本2―0コスタリカ ( 2023年7月26日    ダニーディン )】 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会で、2011年ドイツ大会以来の優勝を狙う日本代表「なでしこジャパン」は26日、コスタリカと対戦。MF猶本光とMF藤野あおばのW杯初ゴールで2―0で勝利した。1次リーグ連勝で、決勝トーナメント進出に大きく前進。同組のスペインがザンビアに勝つか引き分けると1次リーグ突破が決まる。
 初戦のザンビア戦から4人を入れ替えて臨んだ一戦。初先発の猶本がチームに勢いを与える先制ゴール。そして2分後には藤野が10代史上初となるゴールを決め試合を終始優勢に進めた。初戦ザンビア戦でゴールを決めた宮沢(2ゴール)、植木理子、田中美南、遠藤純に続き、2人が初ゴールを決めた。池田太監督(52)は試合後、「いろんな選手が出ても、しっかりとした、なでしこジャパンの戦いができるのは我々の強み」と胸を張った。そして2戦連続となる無失点勝利にも「初戦に引き続き守備陣も集中していた。守備陣のみならず、(ボールを)奪われた後の切り替えもチーム全員がしっかりと意識してやれていた」と連勝を決めたイレブンを称えた。

 試合は、前半25分に今大会初先発となった猶本が左サイドでボールを受けると、左足でゴール右へ流し込んだ。先制点から2分後の前半27分には、藤野が左サイドから流れてきたこぼれ球を右サイドで拾うと、ゴールライン際でドリブル突破を図り、角度のないところからニアサイドに強烈なシュートを放って貴重な2点目をもたらした。19歳180日でのゴールは、永里優季が07年大会アルゼンチン戦で記録した20歳61日を抜き、10代初となる史上最年少記録を更新した。

 前半を2―0で折り返すと、後半は前半よりも攻撃のリズムが悪くなる時間も。池田監督は前半14分に藤野、田中美南に代え、初戦にゴールを決めている植木理子と宮沢ひなたを投入。後半29分には林穂之香と猶本に代えて長野風花と清家貴子をピッチに送り込み、停滞したゲームを動かしにいった。結果的に後半はゴールを奪うことができなかったが、守備面で危ない場面はほとんどなく、シュート数も圧倒し勝利。後半は相手にボールを持たれる時間も増えたがゴールは許さず。ザンビア戦に続き1次リーグ連勝を決め勝ち点6とし、決勝トーナメント進出に大きく前進した。

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