【女子W杯】なでしこ4大会連続16強決定!決勝T進出決めた 連勝後にスペインも5発連勝で1次L突破

2023年07月26日 18:31

サッカー

【女子W杯】なでしこ4大会連続16強決定!決勝T進出決めた 連勝後にスペインも5発連勝で1次L突破
コスタリカ戦前に記念撮影するなでしこジャパンイレブン(AP) Photo By AP
 【女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会1次リーグC組   日本2―0コスタリカ ( 2023年7月26日    ダニーディン )】 なでしこジャパンが4大会連続で決勝トーナメント進出を決めた。サッカーの女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会で、2011年ドイツ大会以来の優勝を狙う日本代表「なでしこジャパン」は26日、1次リーグC組第2節でコスタリカと対戦。MF猶本光とMF藤野あおばのW杯初ゴールで2―0で勝利した。日本戦後に行われたスペインとザンビアの一戦はスペインが5―0で快勝。この結果、日本とスペインのC組突破が決まった。日本は31日にスペインと1次リーグ首位を懸けて激突する。
 2011年ドイツ大会での優勝(佐々木則夫監督)、15年カナダ大会で準優勝(同)、19年フランス大会16強(高倉麻子監督)に続き、なでしこイレブンが4大会連続となる決勝トーナメント進出を決めた。前回大会は決勝トーナメント初戦で準優勝したオランダに1―2で敗れ涙をのんだ、なでしこイレブン。12年ぶり頂点へ、まずは31日のスペイン戦に勝利し3連勝首位突破を決める。

 日本とスペインは今大会“1番乗り”となる決勝トーナメント進出決定。31日のC組第3節スペイン戦では、得失点差でスペインを下回っているため引き分け以下なら2位通過、勝利を飾れば首位通過が決まる。なお、決勝トーナメント1回戦ではC組1位がA組2位、C組2位はA組1位と激突へ。A組は第2節を終え、勝ち点4の首位スイスを勝ち点3のニュージーランドとフィリピンが追いかける展開。勝ち点1で最下位のノルウェーにも最終第3節で1次リーグ突破の可能性が残る大混戦。

 日本がスペインよりも前に連勝を決めた。初戦のザンビア戦から4人を入れ替えて臨んだ一戦。初先発の猶本がチームに勢いを与える先制ゴール。そして2分後には藤野が10代史上初となるゴールを決め試合を終始優勢に進めた。初戦ザンビア戦でゴールを決めた宮沢(2ゴール)、植木理子、田中美南、遠藤純に続き、2人が初ゴール。藤野の19歳180日でのゴールは、永里優季が07年大会アルゼンチン戦で記録した20歳61日を抜き、10代初となる史上最年少記録を更新した。

 池田太監督(52)は試合後「いろんな選手が出ても、しっかりとした、なでしこジャパンの戦いができるのは我々の強み」と胸を張った。そして2戦連続となる無失点勝利にも「初戦に引き続き守備陣も集中していた。守備陣のみならず、(ボールを)奪われた後の切り替えもチーム全員がしっかりと意識してやれていた」と連勝を決めたイレブンを称えた。

 同じく試合後にピッチ上のインタビューに応じた先制ゴールの猶本は「自分のゴールでチームを勝たせたいと思っていたので、凄くうれしいです」と汗を拭った。角度のないところからの見事な先制ゴールを振り返り「試合前から(藤野)あおばや(田中)美南がボールを持てばチャンスが来ると思っていた」とイメージ通りの一発だった。そして、次戦のスペイン戦、そして決勝トーナメントに向け「一戦一戦」と力を込めた。

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