【女子W杯】熊谷紗季 なでしこ人気に危機感「正直ベスト8には進出しないと観てもらえない」

2023年07月26日 20:52

サッカー

【女子W杯】熊谷紗季 なでしこ人気に危機感「正直ベスト8には進出しないと観てもらえない」
14日のサッカー女子国際親善試合の壮行セレモニーで、澤穂希さん(右)から花束を受け取るなでしこジャパン主将の熊谷 Photo By スポニチ
 【女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会1次リーグC組   日本2―0コスタリカ ( 2023年7月26日    ダニーディン )】 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会は26日、1次リーグC組第2節が行われ、日本代表「なでしこジャパン」がコスタリカ代表に2―0と快勝。黒星発進のザンビア代表に5―0と圧勝したスペイン代表とともに今大会“1番乗り”となる決勝トーナメント進出を決めた。
 4大会連続の決勝トーナメント進出を決めたDF熊谷紗季だが、22日深夜放送のテレビ東京「FOOT×BRAIN」(土曜深夜0・25)に出演した際には「正直、W杯は準々決勝(ベスト8)進出してからじゃないと(日本国民には)観てもらえないと思うんです。ベスト8進出してその上に行かないと」とコメント。女子サッカー界の“レジェンド”澤穂希さんと宮間あやさんの2人が、本大会開幕前に現なでしこジャパン主将のDF熊谷を直撃する企画でW杯に懸ける強い思いを口にした。

 12年前のW杯優勝メンバーで唯一代表メンバー入りした熊谷は「そもそもそんなに多分…世界から見ても期待値がそんなに高くないチームであることは自覚しているし、だからこそいい意味でダークホースみたいな存在で」と持論を展開。「だからこそ自分たちの結果が今後の女子サッカーの発展と成長に繋がることは間違いないし、その責任を持って戦うべきなのも分かってるんで」と意気込んだ。

 その本大会では開幕2連勝を飾り、まずは16強進出が確定。熊谷は“最低でも8強”に入らないと女子サッカー人気の更なる低迷を招いてしまうと危機感を示したが、なでしこの16強入りにネットからは称賛の声が続々。中には「なでしこW杯やってたんだ」「W杯やってるの知らなかった」「W杯開幕してたの今気づいた」などといった声もチラホラ。このまま快進撃が続けば一気に国内での“関心度”が上昇しそうな気運が高まってきた。

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