元中国代表監督が贈収賄の罪で起訴…W杯アジア最終予選では“前髪フーフー男”として日本でも話題に

2023年08月03日 19:48

サッカー

元中国代表監督が贈収賄の罪で起訴…W杯アジア最終予選では“前髪フーフー男”として日本でも話題に
<W杯カタール大会アジア最終予選>日本戦で指示を出す中国代表の李鉄監督。“前髪フーフー”の仕草が話題となった(ロイター)
 かつてサッカー日本代表戦で“前髪フーフー男”として話題となった元中国代表監督の李鉄氏(46)が贈収賄などの罪で起訴されていたことが判明。中国・湖北省の検察当局が2日に発表した。
 中国サッカー界は最近になってスポーツ界における汚職の取り締まりを強化。現地メディアの報道によると、李氏は昨年11月にコーチの研修会に参加するため遼寧省大連市を訪れた際に突然拘束され、中国当局の調査を受けていたもよう。湖北省の検察当局は贈収賄に関する具体的な情報に関しては明かさなかったが、現地メディアは李氏が武漢監督だった19年中国1部の試合で“八百長”を行った疑いがあると伝えた。

 なお、AFP通信では李氏の他に中国サッカー協会の陳戌源会長らも「重大な法律違反」の疑いで調査の対象になっていると報じた。

 李氏は現役時代の02~06年までイングランド・プレミアリーグのエバートンでプレー。中国代表としても90試合以上に出場。中国国内では高い知名度を誇り、20年にリッピ監督の後任として中国代表監督に就任。W杯カタール大会アジア最終予選では日本と同組となるも、1勝2分け3敗と成績が振るわず第6節終了後に辞任。21年9月の同予選日本戦では試合中、自分の前髪に「フーフー」と息を吹きかける動作が話題となりトレンド入りするなど注目を集めていた。

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