【女子W杯】優勝候補ドイツが史上初の1次L敗退…韓国にドローで初出場モロッコ突破の“大波乱”発生

2023年08月03日 21:03

サッカー

【女子W杯】優勝候補ドイツが史上初の1次L敗退…韓国にドローで初出場モロッコ突破の“大波乱”発生
<女子W杯1次リーグ 韓国・ドイツ>決定機を決められず落胆するドイツ代表FWポップ(右)(AP) Photo By AP
 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会は3日、1次リーグH組最終節が行われ、過去優勝2回を誇る世界ランク2位ドイツが同ランク17位の韓国と1―1の引き分け。1勝1分け1敗の勝ち点4で同組3位となり、同国史上初の1次リーグ敗退が決まった。
 開幕2連敗で最下位の韓国まで決勝トーナメント進出の可能性を残す“混戦”となったH組は最終節で韓国―ドイツ、モロッコ―コロンビアの2試合が開催。W杯9大会連続9回目の出場となるドイツは1勝1敗の勝ち点3でモロッコと並び、得失点差の影響で2位つけていたが、韓国戦では前半6分に失点。“暫定順位”で3位に転落し、さらに他会場ではモロッコが先制ゴールを決めため、1次リーグ敗退危機に追い込まれた。

 それでも前半42分にFWポップが高い打点のヘッドから同点ゴール。FWポップはMF宮沢(日本)と同じ今大会4点目で得点ランクトップに並んだ。後半11分にもFWポップが頭でゴールネットを揺らしたが、VAR判定によりオフサイドがあったとして得点は取り消し。勝ち越していれば“暫定順位”で2位に浮上していただけに無念の判定となった。

 試合は1―1のまま終了。ドイツは1勝1分け1敗の勝ち点4となり、他会場の次第に。しかし、モロッコが1―0でコロンビアを下したため、ドイツの史上初となる1次リーグ敗退が決定。H組はコロンビアが2勝1敗で1位通過。出場チーム中2番目に低い世界ランク72位のモロッコが初出場ながら2勝1敗の勝ち点6で2位通過を決める“大番狂わせ”が起きた。

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