新潟・堀米 完全復活だ 国立競技場で名古屋と対戦 リーグ戦初連勝導く

2023年08月05日 04:44

サッカー

新潟・堀米 完全復活だ 国立競技場で名古屋と対戦 リーグ戦初連勝導く
左太腿のケガから復活しリーグ戦7試合ぶりの先発出場が濃厚な新潟・堀米(撮影・渡辺直美) Photo By スポニチ
 J1新潟は5日、東京・国立競技場で名古屋と対戦する。4日は横浜市の保土ケ谷公園サッカー場で最終調整を行った。左太腿を負傷し全治3週間と診断されていたDF堀米悠斗主将(28)が、5月28日のG大阪戦(●1―3)以来7試合ぶりの先発出場が濃厚。今季初のリーグ戦の連勝に導くためにチームを引っ張っていく。
 頼れる主将がリーグ戦に戻って来る。2日の天皇杯4回戦の町田戦(◯1―0)ではメンバー外だったが、保土ケ谷公園サッカー場で行われた3日の練習には、新潟から新たに5人の選手が名古屋戦に向けて合流した。「リキさん(松橋監督)がゲームメンバーに選んでくれたので、やるべきことはやってきたし、自信を持ってやれるところまでは持って来られた」と胸を張った。

 5月28日のG大阪戦後の練習で左太腿を痛めて離脱。6月24日の柏戦(△0―0)で途中出場し復帰を果たしたが、同じ場所を痛めてわずか18分で負傷交代した。診断は全治約3週間。主将として試合に出られない悔しさを押し殺しながら、7月19日の天皇杯富山戦の再開試合に応援に駆けつけるなど、チームのためにやれることはやってきた。

 松橋監督は「チャンスがあれば早く実戦でというのがあり、これが本来の意味での復帰だと思うので、そのスタートラインにはしっかり立っている」と名古屋戦での出場を明言。「攻撃参加はもちろん、キャプテンシーをしっかり発揮してほしい」と期待を寄せていた。

 2日の天皇杯・町田戦では同じ時期に負傷したMF高木が先発出場。一足先に復帰を果たした。「よし君(高木)はまだ“怖いな”って言っていたのに、いつの間にか先に行ってしまって抜け駆けされた」と冗談交じりに話す。「ここから2人でチームの力になっていければ」。チームはリーグ札幌戦、天皇杯富山戦、天皇杯町田戦と公式戦は3連勝中。勢いに乗ってきただけに、頼れる主将の復帰でよりチームはパワーアップする。

 今季はまだリーグ戦での連勝がない。「自分のプレースタイルを出していけば今出ている選手との違いも出せるし、ボールとともにプレーするという部分は自分のストロングだと思うので、そこはしっかり出したい」。左サイドから果敢に攻撃参加する堀米のプレーが、リーグ戦今季初の連勝に導く。

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