本田圭佑 自ら創設した10歳以下のサッカー大会で金言「何回でもチャレンジできる方が凄く価値がある」

2023年08月17日 18:25

サッカー

本田圭佑 自ら創設した10歳以下のサッカー大会で金言「何回でもチャレンジできる方が凄く価値がある」
<4v4 SOLTILO Cup>表彰式であいさつする本田(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 サッカー元日本代表MF本田圭佑(37)が17日、自らルールも考案して創設したゴールドランク大会「4v4 SOLTILO Cup in YOKOHAMA」を視察した。
 閉会式では大会に参加した小学生の前で自らあいさつし、金言を授けた。真剣なまなざしで本田を見つめる少年少女を前に「みんなの年代では、今うまいというよりも、何回でもチャレンジできる方が凄く価値がある。本田選手が子供の時は、僕よりうまい人がいっぱいいた。でも、僕は何回でもチャレンジして自分よりもうまい人を追い越してきた。この大会はもしかしたらそれができるかもしれない仕組みになっている。負けて悔しかったら、何回もチャレンジしてほしい」と熱く語りかけた。

 そして勝者だけではなく、敗退したチームの選手たちに対しても言葉を贈った。「MVPを獲った子は、今日はうれしいかもしれないけど、全国には、そして世界には凄い選手がいるから満足せずにもっと練習してほしい。今日負けた子たちは悔しい気持ちを忘れないように、今日からご飯を食べて、しっかり寝る。ちゃんと自分の夢に向かって時間をコントロールしてください。お母さん、お父さんは凄くサポートしてくれると思う。でも、お母さん、お父さんはみんなの夢はかなえられない。自分で自分の夢を決めて、それに向かって頑張る。ここは本当に勝負です。サッカーをやっている以上は競争から逃れることはできません。残念ながら。だから、負けることは悔しいよね?負けたくないよね?次、勝てるように頑張ってください。優勝チームは全国に出てもっと強いチームが出てくるかもしれないので、そこに負けないようにもっと練習してください。次の勝負はもう始まっています」と夢に向かって進むことの大切さを説いた。

 4対4で行われる「4v4」は1チーム6人制。10分1本のサッカー形式で行われ、20秒のショットクロックが設定されている。また、監督なしという独自ルールを採用、フィールドに大人がいないため選手自らが交代やタイムアウトの判断をする戦略性も魅力の一つだ。8月1日から全国各地で予選ラウンドが行われ、12月に48チームが参加して全国大会が開幕。全国大会には期間中に開催されるゴールド大会で勝ち上がった16チームのほか、予選ラウンドで獲得したポイント制によっても出場できる。決勝は12月26日に開催される。「全国大会に来たら僕と試合ができます。全国大会は48チームが出られます。12月に48チームで戦って、優勝したら僕が作る大人チームと対戦できます。サッカー選手を呼ぶつもりです。勝ったら好きなものをあげます。勝ったら本田選手がその時に履いているシューズをあげよう」と話すと、子供たちから喜びの声があがっていた。

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