ブライトン三笘、5人置き去り弾!高まる評価、移籍金185億円の可能性も クラブと契約延長合意寸前
2023年08月21日 04:00
サッカー
「最初の相手を抜いたあとに空いているところが見えた。スピードに乗り切れればいけるかな、と。クオリティーのいいゴール。ドリブルの距離でも目立ちやすいので、そういう面ではよかった」
40メートル近くを走って3人をかわし、エリア内に置き去りにしたフィールドプレーヤーは実に5人。そのうち2人に左肩やシャツをつかまれたが「体づくりはしている。あそこで負けないようにしないといけないと感じていた。昨季以上の出力やトップスピードを求めている」。公式戦10得点7アシストの昨季から“進化”した姿を見せつけた。
速さや強さ、巧みなステップにボディーコントロールも備えた超絶ゴールは世界で絶賛された。英メディアのトークスポーツは「全盛期のメッシ」と称え、米スポーツ専門局ESPNは86年W杯での“5人抜き”で知られるマラドーナになぞらえ「ディエゴ・アルマンド・ミトマ」と紹介した。
移籍市場での評価も高騰した。英サン紙はマンチェスターCやアーセナルが関心を寄せる三笘の移籍金に関し「試合前は5000万ポンド(約93億円)だったが、魔法で値段は跳ね上がった」と指摘。トークスポーツは移籍金1億1500万ポンド(約213億円)でブライトンからチェルシーに加入したエクアドル代表MFカイセドに続き「三笘が1億ポンドの値札が付く次のスターになっても不思議はない」と伝えた。
三笘の契約は25年6月までだが、クラブと契約延長交渉が合意寸前と報じられている。残り2年から長期契約に更新すれば移籍金は跳ね上がる。三笘が好調を維持すれば市場価値がさらに高まっていくことは間違いない。
後半1分にはアシストも記録し、開幕2戦で1得点2アシスト。「これを何試合できるか。1回だけだと忘れられる。何回もすることでいいプレーヤーになる」。強い向上心でピッチ内外の可能性を自ら切り開いていく。
≪森保監督も絶賛「特長が発揮された」≫日本代表の森保監督が20日に行われた横浜FC―C大阪戦を視察。
前日にブライトンのMF三笘が決めた得点を「ボールを持ってスピードを上げられるという、彼の特長が発揮された素晴らしいゴール」と絶賛した。
また、オランダ1部NECナイメヘンで開幕2戦連発を決めた小川についても称賛し、「東京五輪世代のFWで得点王争いしてほしい」と、同1部のフェイエノールトに移籍した上田とともにさらなる飛躍を期待した。
≪歴代最高はネイマール≫▽移籍金 契約期間中の選手が他クラブに移籍する際、契約を解除するために移籍先クラブが移籍元クラブへ支払う。
選手の価値を示すバロメーターで高額報酬や残っている契約期間が長い選手、実績があって若い選手ほど高くなる傾向がある。歴代最高はネイマールが17年夏にバルセロナからパリSGに移籍した際の2億2200万ユーロ(当時約291億円)。
日本人最高は19年にポルティモネンセ(ポルトガル)からアルドハイル(カタール)入りした中島翔哉(現浦和)の3500万ユーロ(当時約44億円)。
おすすめテーマ
2023年08月21日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
横浜FC 反撃及ばず連敗 失点パターン修正できず
-
川崎F・ゴミス「自信取り戻す」 三笘背番「18」に笑顔の加入会見
-
シュツットガルト・伊藤洋 遠藤の穴埋める先制弾演出 得意の左足でスルーパス
-
ボルシアMG・板倉 遠藤移籍に刺激「まさか開幕戦で取れるとは」ドイツ1部1号
-
マイアミ・メッシ 史上最多44個目タイトル!得点王&MVPも獲得
-
ブライトン三笘、5人置き去り弾!高まる評価、移籍金185億円の可能性も クラブと契約延長合意寸前
-
川本治氏、三笘の「成長見せたゴール」絶賛 昨季までなら「中に誘って左」、今回はゴール一直線
-
宮沢ひなた、W杯得点女王 澤以来なでしこ2人目「素直にうれしい」 日本に敗れたスペインが優勝
-
「リバプールの遠藤」後半17分ぶっつけデビュー デュエル王、狙うは「プレミアのチャンピオン」
-
Rソシエダ・久保 魅せた1アシスト!右足で絶妙クロス 地元紙高評価「対峙した選手にとっては悪夢」