「リバプールの遠藤」後半17分ぶっつけデビュー デュエル王、狙うは「プレミアのチャンピオン」

2023年08月21日 04:00

サッカー

「リバプールの遠藤」後半17分ぶっつけデビュー デュエル王、狙うは「プレミアのチャンピオン」
<リバプール・ボーンマス>リバプールでのデビューを果たした遠藤(AP) Photo By AP
 【プレミアリーグ   リバプール3-1ボーンマス ( 2023年8月19日    アンフィールド )】 ドイツ1部シュツットガルトからイングランド・プレミアリーグの強豪リバプールに電撃移籍した日本代表MF遠藤航(30)が19日、ホームのボーンマス戦でいきなりデビューした。前日に新加入が発表されたばかりの状況でベンチ入り。3―1の後半17分に2ボランチの一角としてピッチに投入された。
 クラブ公式サイトのインタビューで「ビッグクラブに加わることができて興奮している」と流ちょうな英語で話していた遠藤は、強度の高いプレーで“らしさ”をみせた。MFマカリテルの退場で10人となっていた中での起用。同22分に好判断で相手からボールを奪い取るなど安定感をチームにもたらした。

 失点を許さず、開幕2戦目での今季初勝利に貢献した背番号3を、クロップ監督は高く評価した。「初出場には大変な試合だった。何をすればいいか全く分からない状況で、本当によくやってくれた」とほぼぶっつけ本番、しかも想定外の数的不利での“緊急出場”を振り返った。指揮官や同僚との初対面は試合2日前の17日という慌ただしさで「この2日はあまり眠れなかったと思うが、持てる全てをピッチで出してくれた」と称えた。

 遠藤は試合後、自身のSNSに英語で「デビュー。これからだ」と思いをつづった。「プレミアリーグのチャンピオンになりたい。タイトルを獲ることが私たちの仕事だと思うし、それを達成したい」と決意を語っていたドイツの“デュエル王”が、サッカー発祥の地で確かな一歩を踏み出した。

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