G大阪FW宇佐美貴史が説く“ヤットの所作”「相手に与える重圧になる」10日にルヴァン杯・浦和戦

2023年09月08日 17:05

サッカー

G大阪FW宇佐美貴史が説く“ヤットの所作”「相手に与える重圧になる」10日にルヴァン杯・浦和戦
ルヴァン杯準々決勝第2戦・浦和戦で逆転勝利を目指すG大阪FW宇佐美貴史 Photo By スポニチ
 10日にルヴァン杯準々決勝第2戦・浦和戦(埼スタ)を迎えるG大阪FW宇佐美貴史が“ヤットの所作”を会得する。ホームでの第1戦は0―1敗戦。19年以来4大会ぶりのベスト4進出のためには勝利が最低条件になる。
 体調不良が癒えた浦和戦は後半途中出場。3本のシュートを放つなど存在感を見せた宇佐美は逆転突破に向けて「余裕」をキーワードに挙げた。その一例として14年ナビスコ杯決勝・広島戦のMF遠藤保仁(現磐田)の振る舞いだった。

 「2点を先に取られた。僕らは焦ったが、ヤットさんは全然焦るそぶりがなくて“まだ大丈夫な感じかな”となった。相手に与える重圧にもなる」。チームは前半35分までに2点ビハインド。だが遠藤の落ち着きがチームに安心感を与え、その後に3点を奪って大逆転勝利。そのシーズンの3冠達成につなげた。

 堅守でACLを制した浦和は、トーナメントの勝ち方を熟知。宇佐美も「ゴール前では4、5人がシュートコースを消してきた」と振り返る。それを崩すのも「最後の一工夫、もう一つの余裕が必要になる」という。宇佐美がスタメンか途中出場かは分からないが、遠藤から背番号7を受け継いだ至宝が、次戦のキーマンになるのは間違いない。

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