三浦知良 ポルトガルから一時帰国へ 最高の理解者だった父が81歳で死去 留学先ブラジルとの架け橋に

2023年09月09日 00:16

サッカー

三浦知良 ポルトガルから一時帰国へ 最高の理解者だった父が81歳で死去 留学先ブラジルとの架け橋に
2011年、横浜FC―北九州の試合後に父の納谷宣雄さん(左)と話す三浦知良 Photo By スポニチ
 サッカーの元日本代表でポルトガル2部オリベイレンセのFW三浦知良(56)の実父、納谷宣雄氏が8日未明、死去した。近年は闘病生活を続けながらも熱心にカズ、ヤスの試合に駆けつける姿が見られた。静岡市出身、81歳だった。通夜は11日午後6時から、葬儀は12日午前9時から、静岡市駿河区新川2丁目5―45の「あいネットホール新川」で。喪主は長男でJFL鈴鹿ポイントゲッターズの三浦泰年監督(58)が務める。
 カズ、ヤスの三浦兄弟を育てた納谷氏は早くからブラジルサッカーに精通し、サンパウロ協会では理事も務めた。カズが15歳で単身ブラジルに渡ったのも父の影響が大きい。サッカー留学も手がけるなど両国の架け橋となり日本サッカー界の発展にも大きく貢献したことで知られる。

 カズが40代半ばを過ぎた頃からは「(引退も)そろそろじゃないか」と話しながら一方では常にカズが生きる起用法やフォーメーションを力説した。最高の理解者であり、最大のサポーターだった。カズも不振が続いたとき、移籍など岐路に立った際は常に相談を持ちかけるなど信頼を寄せ、人生でもっとも影響を受けたのが納谷氏だった。現在、ポルトガルでプレーするカズも急きょ、一時帰国する予定。

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