【イングランド・リーグ杯】リバプール・遠藤航フル出場 初アシストでチーム7連勝に貢献

2023年09月29日 05:20

サッカー

【イングランド・リーグ杯】リバプール・遠藤航フル出場 初アシストでチーム7連勝に貢献
<リバプール・レスター>レスターの選手と競り合う遠藤(AP) Photo By AP
 【イングランド・リーグ杯3回戦   リバプール3-1レスター ( 2023年9月27日 )】 イングランド・リーグ杯3回戦が27日に行われ、リバプールのMF遠藤航(30)がホームの2部レスター戦でフル出場し、初アシストを記録するなど3―1の勝利に貢献した。アーセナルのDF冨安健洋(24)は1―0で勝ったブレントフォード戦にフル出場。ブライトンのMF三笘薫(26)は0―1で敗れたチェルシー戦で後半19分に退いた。
 1―1の後半25分、敵陣で後方にこぼれたボールを拾って前を向くと、遠藤航が瞬時に判断を下した。相手選手3人の間に約15メートルの鋭いスルーパス。ペナルティーエリアの手前で受けたMFショボスライが素早く反転するとミドル弾を決め、リバプールが勝ち越した。

 公式戦3度目の先発だが、熱狂的なサポーターが客席を埋めるホームのアンフィールドでは初。開始3分で先行を許す展開となったものの、後半3分にクリアをカットしてショートパスで同点弾の起点になると、時間とともに背番号3の存在感が増した。初アシストで決勝点をもたらして初のフル出場。2点に絡んでチームの公式戦7連勝に貢献し「これまでの試合で一番良かったと思う。自分が誰なのか見せることができた。毎試合こういうプレーができないとね」と声を弾ませた。

 強豪での実績がない30歳に移籍金1900万ユーロ(約30億円)を投じ、一部で批判されたクロップ監督は「ワタルを見ろ。試合で成長して後半いかに支配的になったか。どれだけボールを奪ってパスを出したか。ライン間に何本もパスを通した。スーパーゲームをプレーしたんだ」と絶賛。地元紙リバプール・エコーも7点と採点し「パフォーマンスが大きく改善」と指摘した。ボール回収13回はチーム最多でインターセプトも3回。パス52本で成功率は90%、空中戦4回で勝利3回とデータでも裏付けされる。

 「90分プレーできて気持ち良かった。違いを示すことができた」
 この日のパフォーマンスと自信を足掛かりに、リーグ戦での出場機会増を目指していく。

おすすめテーマ

2023年09月29日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム