全2得点に絡んだ神戸FW武藤嘉紀 夏場に肺炎のような症状患っていたことを告白「ギリギリの状態だった」

2023年09月30日 00:51

サッカー

全2得点に絡んだ神戸FW武藤嘉紀 夏場に肺炎のような症状患っていたことを告白「ギリギリの状態だった」
<横浜・神戸>前半、チーム2点目のゴールを決める神戸・武藤(中央)(撮影・西海 健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第29節   神戸2―0横浜 ( 2023年9月29日    日産スタジアム )】 神戸FW武藤嘉紀は言う。「この試合に懸けていた。何が何でも自分のプレーで決着を付けるつもりだった」。前半23分の先制PKにつながるファウルを獲得。同43分にはCKからヘッドで6月25日・福岡戦以来12試合ぶりのゴールを記録した。2位・横浜との頂上決戦で、大きな仕事をした。
 試合後、苦悩の日々を口にした。「体調を崩してしまって、思うようなコンディションでプレーできていなかった」。7月の新潟戦前後、肺炎のような症状を患った。「迷惑を掛けてしまうかと思っていたけど、出ないで負けたりすると後悔すると思っていた。ギリギリの状態でした」。献身的な動きは見せていたが、自身が感じていたのはチームの力になりきれていないもどかしさ。やっと目に見える結果を残し、安堵の表情を浮かべた。

 首位を守り、横浜との勝ち点差は「4」に拡大。だが「まだ何も成し遂げていない。1戦、1戦やるだけ」。コンディションが戻ったフィジカルモンスターは、残り5試合での爆発を見据えた。

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