中村敬斗 釜本以来史上5人目の偉業 デビューから“4戦4発”狙う「100%でやっていく」

2023年10月13日 05:15

サッカー

中村敬斗 釜本以来史上5人目の偉業 デビューから“4戦4発”狙う「100%でやっていく」
ボール回しに汗を流す中村(中)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 サッカー日本代表はきょう13日、新潟・デンカビッグスワンスタジアムでカナダ代表と親善試合を行う。体調不良で参加辞退したMF三笘薫(26=ブライトン)が任されていた左サイドには、代表デビューから3戦3発と好調のMF中村敬斗(23=Sランス)のスタメン起用が濃厚。カナダ戦で得点を決めれば史上5人目の偉業を達成となる。三笘に負けじと左サイドで存在感を見せつける。
 三笘の代役として、新進気鋭の23歳に白羽の矢が立った。三笘だけでなく、追加招集された奥抜も合流直後にコンディションを崩して同行できないなど、サイドアタッカーに欠場者が相次ぐ異例の事態。会見で森保一監督は「(左サイドは)中村敬斗がまずは候補かなと思っている。前日の練習を見て決めたいが、候補としてはいけるのかなと思います」と信頼を寄せた。

 会見から約40分後、前日練習のピッチに現れた中村の表情はやる気に満ちていた。「やることは変わらない。いつも通り、チャンスがあれば良いプレーをしたい」。9月のトルコ戦での2ゴールをきっかけにSランスではアシストやゴールも記録。「カナダ戦もこの調子でいきたい」と意気込んでいる。

 今日のカナダ戦でも得点を決めれば1965年の釜本邦茂以来、史上5人目のデビュー4試合以内で4得点という偉業達成となる。「左サイドに中村あり」を印象付けるつもりだ。特にSランスのチームメートで右サイドのFW伊東とは好相性で「絶対良いクロスが来る。点が取れるチャンスだと思うので、一番のスプリントで飛び込みたい」と笑みを浮かべる。

 11月から始まるW杯アジア予選、来年1月のアジア杯を前に、中村にとって重要な2連戦となる。「まだまだ僕はボーダーライン。出た時にアピールできるかが大事なので、毎日100%でやっていく感じです」とスタメン確保へ、チャレンジャー精神をむき出しにしていた。

おすすめテーマ

2023年10月13日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム