新潟・太田 目標2桁ゴール 残り5戦全部決める 日本代表戦を生観戦で刺激

2023年10月18日 04:30

サッカー

新潟・太田 目標2桁ゴール 残り5戦全部決める 日本代表戦を生観戦で刺激
今季3度目の連続ゴールでチームを3連勝に導こうと意気込む太田 Photo By スポニチ
 J1新潟はオフ明けの17日、聖籠町のアルビレッジで21日のホーム鳥栖戦に向けての練習を再開した。前節の川崎F戦で右膝のケガからの復活ゴールを決めたFW太田修介(27)は、好調をキープ。13日にデンカビッグスワンスタジアムで行われた日本代表の試合に刺激を受けており、自らのゴールでチームを今季初の3連勝に導く。
 ゴールに飢えている太田は、この日の6対6のミニゲームでも果敢に背後を狙い、2ゴールを挙げた。15日の新潟医療福祉大との練習試合でも先制ゴールを挙げており、好調をキープしている。「シンプルに体が動いている。いい感じです」と2戦連続ゴールへの手応えをつかんでいる。

 前節の川崎F戦では、右膝のケガからの復活ゴールを決めた。その後、21日の鳥栖戦まで約3週間空いているが、ゴールを決めたことで「モチベーションを高く持って過ごせたし、ケガから復帰してエネルギーに満ちあふれている状態というか。ハングリーな感じ」と明かす。

 意識したのは強度。「守備でも攻撃でも強度を高くしてやらないと」。特に守備面では「自分のところでボールが奪えればゴールへの確率は高くなるので常に意識していた」。その強度への意識をさらに後押ししたのが、13日にビッグスワンで行われた日本代表対カナダ代表の一戦。「初めて代表戦を生で見た。全てにおいて強度が高かった。その空気感を味わうことができて、自分たちも日々の練習から強度を高くやらないと」と刺激を受けた。

 代表戦には新潟のサポーターも多く来場しており、太田は会場で写真撮影など気さくに応じた。だが「誰もが代表を目指す中で、自分はここでファンサービスをしていて、なんか悔しかった」という思いも湧いた。チームメートのGK小島が追加招集されただけに、より日本代表を意識するようにもなった。

 自身は現在5得点。チーム最多は前半戦でチームを離れたMF伊藤(現シントトロイデン)の7得点だが「残り5試合、毎試合ゴールは決めたい。そうすれば2桁になる」とさらに上を目指す。「連勝していくためにも常にゴールは決めないと」。チームを今季初の3連勝に導くためにも、貪欲にゴールを狙っていく。

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