Jリーグ 18日実行委員会で秋春制移行に向け初めて前向きな姿勢を表明 12月にも正式決定

2023年10月18日 21:15

サッカー

Jリーグ 18日実行委員会で秋春制移行に向け初めて前向きな姿勢を表明 12月にも正式決定
Jリーグ
 Jリーグが18日、都内で実行委員会を開催し、各クラブと議論を続ける現行の春秋制から秋春制へのシーズン移行について、初めて前向きな姿勢を表明した。移行時期は26年夏を前提に行われており、開幕は8月初旬が有力。
 反対や条件付きのクラブもあるだけに、Jリーグはこの日も終始、慎重な姿勢は崩さなかったものの、会議後に取材に応じた窪田慎二執行役員は「リーグとして(秋春制移行へのポジティブな)意思表示もさせていただきましたし、議論の中で、(野々村)チェアマンも“ポジティブに考えている”という発言がありました」と明かした。

 今季からACLも秋春制に移行。25年から32チームに拡大されるクラブW杯は6月から7月にかけて開催される。Jリーグが世界基準を目指す中、欧州各国とカレンダーを合わせることは、強化試合が組みやすくなるなど数々のメリットがある。樋口順也フットボール本部長によると、野々村チェアマンもJ1~J3の全60クラブに対し、「(秋春制は)多くのメリットがある」と強調したという。

 降雪地域クラブへの財源やスタジアム確保など、まだ解決すべき課題は多いものの、12月の理事会で正式決定する見通し。樋口氏は「12月に決めるとすると、ある程度の状況は11月ぐらいに固めたいとは思っています。課題をどう解決できるかによって変わってくるとは思うんですけど、今日の実行委員会を経て、その課題をより明確に、よりスピーディに解決していこうって話にはなっているので、そこは頑張りたいなと思います」と話した。

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