ソシエダ久保がCLで初のMOM バー直撃含む最多シュート5本「我々は全てにおいて優れていた」
2023年10月25日 10:34
サッカー
久保はチーム最多のシュート5本を放ち、過去2試合でMOMに選ばれ、3戦連発となった決勝弾を決めたメンデスを上回る評価で試合の最優秀選手に選出された。欧州サッカー連盟(UEFA)の技術観察パネルは「優れた技術、俊敏性、動き、綿密なコントロールとペースを見せた。試合を通じてベンフィカを脅かし、ボールを受けるたびにDFを翻弄(ほんろう)。クロスバー直撃でゴールを逃したのは不運だった」と指摘した。
スペインの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアは久保を9点と採点。「6回以上のゴールチャンスを生み出した日本人は信じられないような試合を披露。最初の瞬間から右サイドで全てをやり遂げた。ボールを持って攻撃にかかわるたびに(敵地の)スタジアムは静まり返った。スズメバチが畑のあちこちを刺しているようだった」と評価した。
久保自身は「チーム全員を誇りに思う。3000人以上のファンがアップから応援してくれた前で素晴らしい試合をした。今夜の我々は全てにおいて優れていたと思う」と満足げ。3試合を終えて勝ち点7で首位を守り、早ければ次節11月8日のベンフィカ戦で1次リーグ突破の可能性もある。「今夜のようなプレーができれば、決勝トーナメントの出場権は獲得できると思う」と手応えを口にした。