新潟・三戸 1桁順位へ戦い抜く 前節で残留決定も残り4戦「もっとやれる」 U22代表の米遠征経験糧に

2023年10月25日 07:27

サッカー

新潟・三戸 1桁順位へ戦い抜く 前節で残留決定も残り4戦「もっとやれる」 U22代表の米遠征経験糧に
万全の状態で京都戦への準備を進める三戸 Photo By スポニチ
 J1新潟はオフ明けの24日、聖籠町のアルビレッジで28日のアウェー京都戦に向けた練習を開始した。前節の鳥栖戦を欠場したMF三戸舜介(21)は、右足の負傷も癒えてコンディションも良好。U―22日本代表の米遠征で得た経験や自信を、さらにパワーアップさせて残り4試合を戦い抜く。
 21日の鳥栖戦を欠場した三戸は、U―22日本代表の米遠征で右足の甲を負傷していたという。「右の甲を踏まれてちょっと痛みがあったけど、今は問題ない。米国は時差がありすぎてたくさん寝られたので、時差ボケもなかった」。この日の6対6のミニゲームでも積極的にゴールを狙う姿勢を見せていた。

 米遠征ではU―22メキシコ代表と同米代表と親善試合を行い、三戸は2試合とも先発出場。ゴールこそなかったものの「米国戦では左SH(サイドハーフ)やシャドーもやったし、ボールを持って起点になるプレーはできた。自分らしいプレーは出せたと思う」と手応えをつかんだ。  1―1で引き分けた前節の鳥栖戦はスタンドで観戦した。「前からプレッシャーに来る相手に対しても自分たちのスタイルが出せていた。あとは決めきる部分でもっと質を高めていかないと」と収穫と課題を感じながらイメージを膨らませた。この一戦でJ1残留が決まったが「本当はACLに出場できる順位や優勝も狙っていたのに、上に行けなかったことは悔しい。でもまだ1桁順位は目指せるし、やりたいサッカーがやれている。もっとやれると思う」と残り4試合でさらに上を目指す考えだ。

 今節の京都戦に向けては「このパフォーマンスを維持していきたい」と自信を見せる一方、「自信が過信にならないように冷静にプレーしたい。相手をいなせるくらいの冷静さが必要」と話す。6月の前回対戦では1―3で敗れている。「ガツガツくるし、走って戦うイメージがある。そこに負けないくらい積極的に仕掛けたい」。 米遠征中には9月17日のG大阪戦のゴールが今季2度目のベストゴール賞に輝き、勢いづいている。京都戦でも2度の受賞ゴールに負けないぐらいのビューティフルゴールで、チームを勝利に導く。

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