新潟・三戸 1桁順位へ戦い抜く 前節で残留決定も残り4戦「もっとやれる」 U22代表の米遠征経験糧に
2023年10月25日 07:27
サッカー
米遠征ではU―22メキシコ代表と同米代表と親善試合を行い、三戸は2試合とも先発出場。ゴールこそなかったものの「米国戦では左SH(サイドハーフ)やシャドーもやったし、ボールを持って起点になるプレーはできた。自分らしいプレーは出せたと思う」と手応えをつかんだ。 1―1で引き分けた前節の鳥栖戦はスタンドで観戦した。「前からプレッシャーに来る相手に対しても自分たちのスタイルが出せていた。あとは決めきる部分でもっと質を高めていかないと」と収穫と課題を感じながらイメージを膨らませた。この一戦でJ1残留が決まったが「本当はACLに出場できる順位や優勝も狙っていたのに、上に行けなかったことは悔しい。でもまだ1桁順位は目指せるし、やりたいサッカーがやれている。もっとやれると思う」と残り4試合でさらに上を目指す考えだ。
今節の京都戦に向けては「このパフォーマンスを維持していきたい」と自信を見せる一方、「自信が過信にならないように冷静にプレーしたい。相手をいなせるくらいの冷静さが必要」と話す。6月の前回対戦では1―3で敗れている。「ガツガツくるし、走って戦うイメージがある。そこに負けないくらい積極的に仕掛けたい」。 米遠征中には9月17日のG大阪戦のゴールが今季2度目のベストゴール賞に輝き、勢いづいている。京都戦でも2度の受賞ゴールに負けないぐらいのビューティフルゴールで、チームを勝利に導く。