新潟・秋山 海外のパスに関するデータで日本人最高順位に 28日の京都戦でも“日本人最高パス”を

2023年10月27日 04:44

サッカー

新潟・秋山 海外のパスに関するデータで日本人最高順位に 28日の京都戦でも“日本人最高パス”を
5戦連続先発を狙う秋山 Photo By スポニチ
 J1新潟は28日、アウェーで京都と対戦する。J1で自己最長となる4試合連続先発出場中のMF秋山裕紀(22)は、今節も先発を狙う。海外研究機関のパスに関するデータで日本人最高順位となるなど、定評のあるパスで勝利に貢献しようと意気込んでいる。
 秋山のパスセンスが世界に認められた。このほどスイスのサッカー研究機関・CIESフットボールオブザーバトリーが発表した「世界のパサーランキング」で、秋山が日本人最高位の58位にランクインした。「ネットで見てびっくりしました」と驚きながらも「自分の特長を再認識することができたし、その特長が評価されたと思った」と胸を張った。

 1位は秋山もよく見ているというプレミアリーグ・マンチェスターCのMFロドリ。元日本代表のMF遠藤保仁(J2磐田)は77位だった。ランキングは90分あたりのパス数や成功率で決められ、秋山のパス数は74本に対し、1位のロドリは111本。成功率でも秋山が91・4%に対し、95%と数値には差があった。「マンチェスターCも後ろからのビルドアップするスタイルなので、パスの回数は多くなると思う。それでも自分とは差があるんだなと思ったし、もっとボールに関わってその差を縮めていければ。やっぱりロドリ以上にパスは出したい」とデータを見て、さらに意欲が湧いた様子だ。

 だからといって、やみくもにパスを出すつもりはない。「もっとビルドアップを安定させて前線につけるパスを背後だったり、前につけるパスを出していかないと」と課題を明確にし練習に励んでいる。

 現在4試合連続先発出場中で、スタメンに定着しつつある。それでも「毎試合、死に物狂いです。もっとチームメートに認められないと定着したことにはならない」と慢心はない。先発だけでなく、ゴールやアシストなど結果につながるパスを果敢に繰り出していく。

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