川崎F・鬼木監督「自分達を信じて戦えた」 天皇杯制覇のイレブンを称賛「苦しんだだけ成長してる」

2023年12月09日 18:15

サッカー

川崎F・鬼木監督「自分達を信じて戦えた」 天皇杯制覇のイレブンを称賛「苦しんだだけ成長してる」
<天皇杯決勝 川崎F・柏>天皇杯を掲げる川崎F・鬼木監督(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【第103回天皇杯決勝   川崎F0―0(PK8―7)柏 ( 2023年12月9日    国立 )】 川崎フロンターレが天皇杯決勝で柏レイソルと延長戦を含め120分の激闘を演じるも、0―0のまま決着つかず。0―0のままもつれたPK戦を8―7で制し、3大会ぶり2度目の優勝を飾った。昨季無冠に終わった悔しさを乗り越え、就任7年目の鬼木達監督(49)にとって2年ぶり7つ目のタイトル獲得。チームは天皇杯王者として、来秋開幕のアジア・チャンピオンズ・リーグ・エリート(ACLE)の出場権を獲得した。
 鬼木監督は試合後「本当に苦しいシーズンでしたし、今日の試合も自分達らしさは出せなかったと思います。それでも我慢強く戦って、今のチームを象徴しているかのように0点で抑えて最後の最後、どの場面で諦めてもおかしくないところで諦めずにやってくれた」とイレブンの奮闘を称賛。

 今季はリーグ戦8位、ルヴァン杯もグループリーグ敗退と振るわなかったが、残る国内最後の1冠を獲得できた要因については「自分達を信じて戦えたことと、自分達から崩れなかったこと。そして、何よりここに集まってくれたサポーターの方々に何とか勝ちを届けたい。そういう想いだけだったと思います」と話した。

 自身2年ぶり7つ目のタイトルがどのような意味を持つかと問われると「いや~もう苦しんだだけ選手は成長していると思ってますし、とにかく次に繋げていきたい。タイトルを獲り続けないと分からないことっていっぱいあるので」と持論を展開した。

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