高校サッカーで“支援の輪”広がる 地震影響受けた星稜と他校の交流にネット感動「これぞスポーツの力」

2024年01月02日 16:59

サッカー

高校サッカーで“支援の輪”広がる 地震影響受けた星稜と他校の交流にネット感動「これぞスポーツの力」
星稜高同窓会関東支部の公式X(@seiryo_kanto)から
 【第102回全国高校サッカー選手権3回戦   星稜1一4市立船橋 ( 2024年1月2日    柏の葉 )】 全国高校サッカー選手権3回戦に臨んだ星稜高の同窓会関東支部公式X(旧ツイッター)は2日、SNSからの呼びかけで応援に駆けつけてくれた日大藤沢や岡山学芸館サッカー部に感謝の言葉を伝えた。
 星稜(石川)は1日に発生した能登半島地震の影響により応援団が千葉県柏市の試合会場に来場できず。同公式Xで「このような状況ではありますが、在関東の方で声援を送っていただける方がおりましたら、是非来場いただき、選手たちに声援をお願いいたします」と関東圏のファンに同校への応援を求めていた。

 するとSNSから支援の輪が広がり、試合当日には関東在住の星陵関係者だけではなく、日大藤沢や岡山学芸館の部員などが詰めかけて後押し。“星稜カラー”演出のために黄色のゴミ袋を被るという機転を利かせた応援を披露した。

 これに同公式Xは「日大藤沢のサッカー部、岡山学芸館のサッカー部のみなさんにも応援いただき、また有志のみなさまのおかげもあり、急遽用意された応援団席券は完売いたしました」と感謝の言葉を掲載。さらに「なお、ピンクの日藤が着用している黄色のシャツは…なんと」とゴミ袋を被る演出を見せた“別班応援団”に驚いた事を報告した。

 この投稿にネットからは「これがスポーツの素晴らしいところ」「これぞスポーツの力」「人間っていいな」「力を合わせて乗り越えよう」と大反響。他にも「皆さんありがとう」「ご協力に感謝」「親切なお心遣い」「感極まった」など感謝の言葉が続々。中には英語など様々な言語で「日本は何て素晴らしい国なんだ」「これぞ日本人という行動力」と“海外”からも反響を呼んだ。

 なお試合は市立船橋(千葉)に1―4で敗れるも、チームは能登半島地震の影響を感じさせないはつらつとしたプレーで会場を沸かせた。試合前には集合写真撮影時に対戦相手の前列選手6人が2文字ずつのボードを手に「力をあわせて乗り越えよう」と星稜に激励のメッセージ送る場面があった。

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