青森山田MF芝田が“古巣”相手に全得点に絡む大暴れ「彼らの思いも背負ってV目指したい」

2024年01月04日 18:11

サッカー

青森山田MF芝田が“古巣”相手に全得点に絡む大暴れ「彼らの思いも背負ってV目指したい」
<高校サッカー 青森山田・昌平>前半、ゴールを決め喜ぶ青森山田・芝田(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【第102回全国高校サッカー選手権 準々決勝   青森山田4―0昌平(埼玉) ( 2024年1月4日    浦和駒場 )】 チームの司令塔・MF芝田玲(3年)が“古巣”相手に1ゴール1アシスト。全4得点に絡む大暴れで国立の舞台に導いた。
 前半2分、絶妙な右CKをDF小沼が押し込んで先制。同4分にも右足を振り抜いたFKから追加点が生まれた。同19分には今大会自身初ゴールとなるダメ押しとなる3点目を挙げて昌平の心を折った。芝田は「今大会得点もアシストもなかったので、自分のできる精一杯が勝利につながった」と笑顔をみせた。

 昌平の下部組織「FC LAVIDA」で技術を磨いてきた。故障などでプレーできない時期も長く「環境を変えようと思った」と中学3年時に青森山田中に転校を決意。「青森で求められていることに素直に取り組んだ結果ウィークが改善できた」と80分間走れる司令塔としてチームを国立に導いた。

 昌平には中学時代の級友も多く、昌平との対戦が決まったときには昌平MF土谷飛雅(3年)から「待ってたよ」などとメッセージが寄せられたという。「青森山田に行ってからも気にしてくれていた。選手権でまさか対戦できるとは思わなかった」と感慨深げに話した。

 “鬼門”の準々決勝を突破した。前回大会は神村学園に敗れ4大会連続で決勝に進んでいた流れが途絶えただけに、この勢いで頂点を伺う。芝田は「昌平のみんなが絶対に優勝しろと言ってくれた。彼らの思いも背負って優勝したい」と意気込んでいた。

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