【ACL】横浜・宮市「アジア1位になれるチャンスがあるので、これは獲りにいかないと」途中出場で躍動
2024年03月13日 21:27
サッカー
横浜は2―1で勝利した6日の第1戦から先発2人を変更して臨んだ。キューウェル監督は「自分たちのサッカーを表現する。いいスタートを切りたい」と試合の入りを重要視。その言葉の通り、2戦連続先発のFW植中、1次リーグから山東戦計2得点のFWロペスらがゴールを狙った。前半終了間際にFWヤンマテウスが負傷交代。宮市が急きょ途中出場し、なんとか0―0で試合を折り返した。
後半早々に永戸が退場と数的不利の中、0―0で耐えてきた横浜イレブン。後半30分、ついに均衡を破った。松原が自陣から右サイドの相手陣深くのスペースへロングボールを供給。宮市が収めて味方へつなぐと、山根がペナルティーエリア右からゴール前にクロス。待ち構えていたアンデルソン・ロペスが左足でダイレクトボレー。ゴール右隅に叩き込み待望の先制点を挙げた。
この時点で2戦合計3―1とした横浜。試合が一気に動き出す。後半38分には相手DFガオ・ジュンイーがレッドカードで退場。10人対10人となった激闘は、最後まで闘志あふれるプレーを見せ続けた横浜が1点のリードを守り抜き、クラブ史上初のベスト4進出を決めた。
▼ロペス とてもうれしいです。このユニホームで歴史をつくれているのはとても幸せなことです。でも、ここで立ち止まるのではなく、まだあと2試合あります。全員で戦っていきたい。
▼ポープ・ウィリアム (無失点の結果に)チームみんなが戦ってくれてゼロで終えられたのは良かった。(数的不利の中)押し込まれるのは予想できていて、準備のところを凄く心掛けていた。ACLもJリーグも一戦一戦戦っていくという気持ちでやっている。チームの力になれて良かった。
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