森保ジャパン 26日の北朝鮮戦は中止 没収試合?延期?ドタバタ劇再び チームは解散

2024年03月23日 04:50

サッカー

森保ジャパン 26日の北朝鮮戦は中止 没収試合?延期?ドタバタ劇再び チームは解散
円陣で指示を出す森保監督(中央)(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 日本サッカー協会は22日、当初26日に平壌で開催予定だった26年W杯アジア2次予選の北朝鮮戦が中止となったと発表した。同日で日本代表の活動は終了し、チームは解散した。 【日本代表・試合日程
 当該試合は平壌での開催中止が明らかになっていた。ホーム国立競技場での北朝鮮戦を1―0で勝利してから一夜明けたこの日、アジア・サッカー連盟(AFC)は中立地での実施も見送り「不測の事態によりスケジュール通りには実施しない」と公表した。試合の取り扱いについては、別の国際Aマッチデーでの開催や没収試合の可能性も含め、今後国際サッカー連盟(FIFA)が決定する。

 森保監督は協会を通じ「次の試合で多くの選手を起用できなくなったことは残念に思う」などとコメント。「招集に応じてくれた選手たちが厳しい状況の中でも常にポジティブな姿勢を持って活動に臨んでくれたことに感謝している」とねぎらいの言葉をかけた。

 21日に急きょ平壌で開催しないことが決まった26日の北朝鮮戦については情報が錯綜(さくそう)し、混乱した。チームは当初22日に出国予定だったが、白紙となったアウェー北朝鮮戦に備えて国内にとどまってホテルを確保し、練習を実施。一部のスタッフはチームとは別のホテルに泊まったほか、北京の練習場や航空券のキャンセルなど予想以上の出費もかさんだ。
 没収試合となって不戦勝で勝ち点3を獲得した場合には、9月から始まる最終予選進出が決定する。2次予選残り2戦は新戦力を試す貴重な機会にもなる。指揮官は「日本代表の活動は今後も続く。これまでの積み上げをベースにチームとしてさらなる向上を目指したい」と長く険しいアジアの戦いを見据えた。

 ≪急きょサウジアラビア≫
 ▽女子日本代表のアウェー北朝鮮戦 日本サッカー協会が2月8日に、24日の敵地でのパリ五輪アジア最終予選の第1戦について、平壌開催が未定になったと公表。19日に北朝鮮側が希望していた中国・大連での開催案が消滅し、AFCはサウジアラビア・ジッダ開催で準備を進めると通達した。チームは20日夜に成田空港から2便に分かれて出国。AFCが正式にジッダ開催を発表したのは、試合3日前の21日だった。日本は0―0で引き分け、28日のホームでの第2戦に2―1で勝利し、五輪切符を獲得した。

おすすめテーマ

2024年03月23日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム