JFA田嶋会長が退任会見「やはり代表が絶対勝たなければいけない」 宮本新会長にはエール「失敗恐れず」

2024年03月23日 18:42

サッカー

JFA田嶋会長が退任会見「やはり代表が絶対勝たなければいけない」 宮本新会長にはエール「失敗恐れず」
<JFA 会見>握手する田嶋幸三氏と宮本恒靖氏(左)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 日本サッカー協会は23日、都内で評議委員会と理事会を開催し、新理事15名の互選により専務理事を務めていた宮本恒靖氏(47)が第15代会長に就任。田嶋幸三前会長(66)はこの日で、4期8年の任期を終え、新たに名誉会長に就任した。
 宮本新会長の会見前に登壇した田嶋名誉会長は、在任中にコロナ禍に見舞われ、旧JFAハウス売却など難しいかじ取りを担った。18年W杯ロシア大会の2カ月前には、ハリルホジッチ監督を電撃解任し、技術委員超長を務めていた西野朗氏を新監督に任命。チームは逆境から16強入りを果たし、「やはり代表チームが絶対勝たなければいけない、強い代表チームでなければいけないという信念のもとで決断したことでもあります」と当時を振り返り、「西野監督、委員会、選手たちには本当に感謝したい」としみじみと語った。

 また、宮本新会長については「彼はスマートで勉強家。割と謙虚で、“俺が俺が”と出てくるタイプではない。それはもう変えることができないので、そういう彼の新たな会長のスタイルを作り上げてほしい。失敗しても構わない。皆さんからも批判されるだろうけど、失敗を恐れずにどんどんトライしてほしい」とエールを送った。

 今後については任期の残るFIFA理事、東アジアサッカー連盟会長を続けるが、負傷している右膝の手術を含め「まずは体をオーバーホールして、ゆっくり休みたい。どういったポジションか具体的なものはありませんが、まだ66って若いですから、またスポーツ界に貢献できるようなことができれば」と話した。

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