JFA・宮本恒靖新会長 2031年女子W杯招致に動くことを宣言 就任会見でマニフェスト発表

2024年03月23日 15:10

サッカー

JFA・宮本恒靖新会長 2031年女子W杯招致に動くことを宣言 就任会見でマニフェスト発表
<JFA 会見>握手する田嶋幸三氏と宮本恒靖氏(左)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 日本サッカー協会(JFA)は23日、都内で評議委員会を開催し、新理事15名による互選で専務理事を務めていた宮本恒靖氏(47)が第15代会長に就任することが正式に決まった。戦後最年少で、元W杯戦士で元JリーガーのJFA会長が初めて誕生した。田嶋幸三会長は名誉会長に就任した。
 主なマニフェストとしては、男子A代表は「ワールドカップでの最高順位」と記し、8強の壁を乗り越えることを目標に掲げ、なでしジャパン(女子A代表)に関しては「ふたたび世界一」と、初優勝を飾った11年W杯に続く2度目の制覇を焦点を定めた。

 また、23年に招致を断念した女子W杯については、31年大会の招致に動くことを宣言。(1)女子サッカーの伸びしろ(世界的な投資の流れ)、(2)国内の女子サッカーの機運を高め、発展につなげていく。(3)WEリーグ、なでしこリーグの地位向上につなげることなどを誓った。

 JFAは「2005年宣言」において、2050年までW杯を日本で開催し、その大会で優勝することを目標に掲げている。宮本新会長は「侍ブルー(男子A代表)、なでしこジャパン(女子A代表)の活躍を見ても今、新しいフェーズに入ってきていることを確信しています。国際舞台で常に上位に進出するためには強化のみならず、普及、育成が大切になっていきます。そのように男女ともに強い代表チームであり続けることが、日本サッカー全体をより大きくしてくことにつながると考えています。選手として指導者として、W杯を戦った日本代表OBとして、培った経験をしっかり生かしていければと思っています」とコメントした。

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