J2徳島 監督交代後初戦で価値あるドロー 増田暫定監督「選手の気迫を感じた」

2024年04月03日 22:17

サッカー

 【明治安田J2リーグ第8節   清水1―1徳島 ( 2024年4月3日    IHIスタジアム日本平 )】 3日前に吉田達磨前監督を解任したばかりの徳島は敵地で清水と対戦。終了間際に追い付き1―1で勝ち点1をもぎとった。増田功作暫定監督は「本当に選手たちが今の思いをピッチに向かってプレーしようという気迫は感じた」と振り返った。
 吉田監督だけではなく、主力だったMF島川俊郎が電撃引退。チームの軸を欠く中で難しい状況での一戦だった。前半5分に先制点を許したが、ハーフタイムでポジショニングを修正。後半には盛り返すと、終了間際に棚橋がPKを決めるなど清水相手に互角以上の戦いを見せた。

 増田監督は「選手、スタッフ、様々な思いがある中での一戦だった。報道でいろいろと皆さん知っていると思うが、うちの選手たちは前任の吉田達磨監督のことを愛していた。引退した島川選手も素晴らしい人間性でクラブにとっては、自分にとっても寂しい思いはあった」と心境を吐露。敵地で貴重な勝ち点を獲得し「この何日かで劇的に変わることはない中で、上位の清水相手にみんながファイとして、吉田達磨監督、島川選手の思いを含めて、それが最後の同点につながったと思う」と話していた。

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