森保ジャパン 非対称3バックが攻撃陣生かした!左SB伊藤押し上げ→鎌田&敬斗連係◎
2024年06月08日 04:30
サッカー
![森保ジャパン 非対称3バックが攻撃陣生かした!左SB伊藤押し上げ→鎌田&敬斗連係◎](/soccer/news/2024/06/08/jpeg/20240607s00002014687000p_view.webp)
中盤の左側では、所属のラツィオで3バック布陣に慣れている鎌田が本領を発揮した。特に前半は旗手とたびたび前後を入れ替わるなど自在に動き、同17分に中村の先制点をアシスト。後半7分にも右寄りに動き華麗なダイレクトパスで鈴木唯の初シュートをお膳立てするなど、チーム最多のラストパス5本と好機をつくり続けた。
日本は昨年11月のホーム戦も、4バック布陣で同じミャンマーに同スコアで勝利した。両試合の基本スタッツ比較では、ボール保持率は70%前後でほぼ同じ。一方でシュートは37本から20本、パス数やクロス数も減った。ボール保持位置は、アタッキングサード(AT=ピッチを3分割した敵陣側)が47%→23%とほぼ半減。慣れた布陣で一方的に攻め続けた前回と比べると、全体の習熟度はこれからといえる。(記録課・矢吹 大祐)
▽日本―ミャンマー戦VTR 日本が5得点で大勝した。前半17分に鎌田のパスに抜け出した中村が、左から切れ込んで先制弾。同34分に堂安がこぼれ球を押し込んだ。後半は小川が30分、38分に立て続けにゴール。中村もアディショナルタイムに右足ミドルを沈め、2得点をマークした。既に進出を決めている9月開幕の最終予選に向け、森保監督は試合開始から新戦術「攻撃的3バック」をテスト。攻守で一定の成果を収め、不戦勝を含む5戦全勝でB組首位通過が決まった。