J2降格圏19位の京都がサポーターカンファレンス開催 フロントはチョウ貴裁監督と“一蓮托生”の姿勢
2024年06月08日 17:57
サッカー
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冒頭、4月に就任した飯野晃社長が「ふがいない成績で皆さんには大変申し訳ない思い」と改めて謝罪。「我々はまだ全く諦めていない。サポーターの皆さんと一体となって成績を改善させていきたい」と話し、長期的な観点から売り上げとアカデミーの強化で底上げを図ることを約束した。
約1時間30分のカンファレンスは質疑応答にほとんどの時間が割かれた。1日付で就任した大熊清GMは、夏のウインドーを見据え「正直、内容が悪くても勝てる試合というのはある。内容が良くないけど決定力あったから勝てたよね、という試合。個がいることで、1人のかけ算による決定力(アップ)というところは思っております」とストライカーの補強を予告した。
また、サポーターからはチョウ貴裁監督の続投や、激しいハイプレスが身上の現在のスタイルの継続について多くの疑問が投げかけられた。あるサポーターは「“このスタイルの先にいいことがあるから待っといてね”ということか」と直球で質問。安藤淳強化部長は「はい」と力強く回答した。「今のサンガのスタイルが本当にいいのか考えて、考えて、考えた上でこのスタイルに覚悟を持ってやっている。常に何が正しいか、間違っているか考えながらこの仕事をやっている。人それぞれの評価だが、僕はそれを信じて、それに合う選手を選んで編成をしている」とした。
また、チョウ貴裁監督の進退については、飯野社長が「監督を継続するのかどうかという話については、我々経営サイドも入って話をしているし、GMも入っていて、密にコミュニケーションを取っている。この方向でいくんだということでご支援いただきたいというのを、経営(サイド)からもお願いしたいと思います」と、クラブのトップも“一蓮托生”の姿勢を明らかにした。