横浜・宮市、全体練習復帰でフルメニュー消化「試合に出られる状態」 最短で13日ルヴァン杯名古屋戦から
2024年10月07日 15:07
サッカー
先月13日の京都戦で後半22分に投入されたが、出場から3分で負傷交代。当初は右ふくらはぎの肉離れで全治6週間と診断されたが、「リハビリしていく過程の中で、17年に(右膝)前十字じん帯をやった(負傷した)時に移植した腱(けん)がはがれて、逆に膝の動きが良くなった。皮膚で例えると、切れてかさぶたになったものが取れて、きれいになったみたいな(状態が)筋肉内で起きた」という。
実際は「膝にまつわるケガだった」と明かし、治療とリハビリに関わってきたドクターやトレーナーによる発見で「本当に良かった」と尽力に感謝。復帰が早まっただけでなく「膝はパワーアップした」と自信を示す。
チームはリーグ戦4連敗中で優勝の可能性が消滅。残留争いに巻き込まれる可能性もある苦しい状況だ。それでも、ルヴァン杯と天皇杯はともに準決勝を控えており、宮市の早期復帰はタイトル獲得へ明るい材料となる。過去にも負傷で長期離脱を余儀なくされてきた苦労人。「もう絶対に離脱しない」。短い言葉に力を込め、自らに言い聞かせるように誓った。