J1町田 誹謗中傷で刑事告訴 SNSに1日1000件以上の悪質投稿、藤田晋社長「断固たる姿勢で対処」

2024年10月16日 04:15

サッカー

J1町田 誹謗中傷で刑事告訴 SNSに1日1000件以上の悪質投稿、藤田晋社長「断固たる姿勢で対処」
刑事告訴のため東京地検を訪れたFC町田ゼルビア顧問の加藤博太郎弁護士(左)、上田武蔵COO(右)ら Photo By スポニチ
 町田は15日、SNS上でのクラブへの誹謗(ひぼう)中傷が相次いでいるとし、刑事告訴し、同日付で東京地検特捜部に受理された。町田の上田武蔵COOと顧問の加藤博太郎弁護士らが同地検を訪れ告訴状を提出。SNSの複数の匿名アカウントによる誹謗中傷が名誉毀損(きそん)罪および信用毀損罪に該当するものとして、捜査の上で投稿者の処罰を求めている。
 都内の司法記者クラブで会見した加藤氏は「特定スタッフの容姿を犯罪者顔としたり、ひどい時は1日1000件以上の書き込みがあるなどエスカレートしている状況。チームがしっかりとプレーできる環境をつくらなければならないというところで刑事告訴に踏み切った」と説明した。

 会見で提示された一部の問題投稿例には「ヤクザ」「チンピラ」「暴力団」「粗大ごみ」「知的レベルが低い」などの言葉が並び、殺害予告まがいのものもあったという。クラブが今月6日に設置した誹謗中傷に関する情報提供窓口には、これまで約1000件弱の情報が寄せられているという。

 刑事告訴に際し、町田の藤田晋社長兼CEOが声明を発表。「多大な実害が出ており、これ以上もう看過しないことを決意しました」「今後、継続的に、かつ徹底的に、断固たる姿勢で誹謗中傷に対処してまいります」としている。

おすすめテーマ

サッカーの2024年10月16日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム