西宮神社の福男選び 追手門学院大陸上部19歳が1番福!「これを機にいろんなことに挑戦したい」

2024年01月10日 08:56

社会

西宮神社の福男選び 追手門学院大陸上部19歳が1番福!「これを機にいろんなことに挑戦したい」
2024年の福男レースで勝ちきった(左から)2番福の山下慎之介さん、1番福の高谷望巳さん、3番福の多田龍平さん                                Photo By スポニチ
 商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社、西宮神社(兵庫県西宮市)で10日、恒例の「開門神事福男選び」レースが行われ尼崎市の大学生、高谷望巳さん(19)が「1番福」を勝ち取った。
 高谷さんは追手門学院大陸上部所属で100メートルのベストタイムは11秒29。スタート位置を選ぶクジでは「15」を引き2列目の左端だったが約230メートルの参道を駆け抜け先頭でゴールした。「消極的な性格だったが、これを機にいろんなことに挑戦したい」。

 また「2番福」に輝いたのは鳥取市から、このレースのために駆け付けた消防士の山下慎之介さん(23)。開口一番「被災された石川の方々に、この姿をテレビで見てもらって元気を届けたい」と話した。山下さんは能登地震が起こった1日、非番だったが鳥取でも揺れを感じたため管内を見回った。石川に応援に派遣されている同僚もおり「自分も力になれるのであれば応援に行きたい」と話した。

 さらに「3番福」は同神社も徒歩圏内の多田龍平さん(23)。神戸大のアメリカンフットボール部所属で「友だちのSNSを見て参加しようと思いました。まさかこんな結果になるとは。今まで自分のことばかり考えていたけれど、こんな福を手に入れて、これからは人のために生きていきたい」と笑顔を浮かべた。

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