政治倫理審査会「全面非公開」から譲歩も“お茶濁し”議員に限り傍聴容認
2024年02月27日 04:40
社会
議員限定公開案を提示した筆頭幹事会談に先立つ幹事会で、与党は政倫審に出席する松野博一前官房長官ら5人が非公開審査を希望しているとゼロ回答を示していた。
そもそも、衆院議員51人の出席を要求した野党に対し、自民は20日、安倍派座長を務めた塩谷立元文部科学相ら2人の出席を伝達。反発を受けて、翌21日に5人に広げた。小出し譲歩を繰り返し、出席人数も公開度も最小限にとどめたいとの思惑が透ける自民。“みそぎ”のための舞台を整え「幕引き」を加速させそうだ。