国民民主党 高橋茉莉氏の公認内定取り消し「法令違反の可能性がある」生活保護以外の問題示唆

2024年02月27日 05:50

社会

国民民主党 高橋茉莉氏の公認内定取り消し「法令違反の可能性がある」生活保護以外の問題示唆
高橋茉莉氏の公認内定取り消しを発表した国民民主党の浜野氏(左)と川合氏(撮影・安田健二) Photo By スポニチ
 国民民主党の浜野喜史選対委員長は26日、衆院東京15区補欠選挙(4月16日告示、28日投開票)候補の公認内定取り消しに関し記者会見を開き「看過できない法令違反の可能性がある行為があった」と述べた。
 候補予定だったのは元フリーアナウンサーの新人高橋茉莉氏(27)。党都連が23日までに本人に対する聞き取り調査を行い「法令違反の可能性がある行為」を確認した。

 高橋氏は25日に自身のSNSで、ラウンジ勤務の過去を理由に出馬断念を強要されたと主張。これについて、会見に同席した都連選対委員長を務める川合孝典参院議員は「職業を理由に立候補を断念しろと言ったことはただの一度もない」と否定した。法令違反の可能性がある行為について質問が集中したが、「(高橋氏は)もう私人になられている。プライバシーの問題なので差し控える」として詳細な説明を避けた。

 高橋氏が配信動画で「生活保護を受けお金に困っていた時期にラウンジという夜のお店で一生懸命働いた」と述べたことで不正受給に当たるのではないかと指摘する声が上がった。浜野氏は聞き取り調査で「生活保護うんぬんの話は出ていない。いろいろとSNSに発信されたのは承知しているが、我々の判断には関わっていない」として、別の問題が内定取り消しの要因になったことを示唆した。

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