駐日ジョージア大使「酷い現実も知らなければ」広島平和記念資料館は子どもに「まだ早い、可哀想」に意見

2024年02月27日 13:01

社会

駐日ジョージア大使「酷い現実も知らなければ」広島平和記念資料館は子どもに「まだ早い、可哀想」に意見
ティムラズ・レジャバ駐日ジョージア大使のX(@TeimurazLezhava)より
 ジョージアのティムラズ・レジャバ駐日大使が27日までに、自身のX(旧ツイッター)を更新。子どもたちとともに広島平和記念資料館を訪れた理由をつづった。
 レジャバ駐日大使は、前日26日に広島平和記念資料館を家族で訪れたことを投稿。「広島平和記念資料館の展示品に唖然とする娘です」と弁当箱の中身が黒こげになった展示物をのぞき込む娘の写真も添えた。

 この投稿に「子供にはまだ早いのでは?可哀想」と意見が寄せられたが、レジャバ駐日大使は「子供には私もできれば綺麗な世界だけを見せたいです。しかし残念ながら、酷い現実も知らなければならないと思い資料館への案内に踏み切りました」と説明した。

 そして「また時期に関しては、それこそ無辜(むこ)の子供達が突然に被曝したことを考えると、私たちはそれを選り好みなく知ることを第一に優先するべきだと考えます」と早いという意見についても自身の見解を示し、幼い子どもたちと一緒に資料館を訪れた理由を説明した。

 また「私は小さい頃に広島に住んでいたことがあります。その経験は平和への理解や今の活動の糧にもなっております」とも記している。

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