小林製薬「紅こうじ」被害 厚労省が「いわゆる健康食品」による健康被害事例挙げ注意喚起 過去には…

2024年03月26日 13:37

社会

 小林製薬が発売する健康サプリメント「紅こうじ」の成分を含む健康食品を摂取した人に腎臓病など健康被害が出ている問題で、厚生労働省は26日、公式SNSを通じ、注意喚起した。
 小林製薬はこの日、紅こうじのサプリを約3年間継続摂取したとみられる1人が腎疾患で死亡したと発表。また、摂取後の入院情報が新たに約50人から寄せられたことも判明し、食品回収は全国に拡大している。

 厚労省は「小林製薬が販売した紅麹に関連した食品の自主回収情報をお知らせします」と、「“いわゆる健康食品”による健康被害事例」を添えて注意を呼びかけ。この被害事例には「紅こうじ」のほか、富士製薬が販売した「D-ソルビトール」を多量に添加した健康食品、海外サプリメントなどの過去の健康被害について記されている。

 また「この製品を購入した方は、直ちに喫食を中止し、身体に異常がある場合には、医療機関を受診するか最寄りの保健所にご相談ください」と説明した。

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