食パンにネズミ混入 敷島製パン多摩工場生産「超熟」10万4000個を自主回収

2024年05月09日 04:40

社会

 敷島製パン(名古屋市)は8日、パスコ東京多摩工場(東京都昭島市)で生産した食パン「超熟山型5枚スライス」にクマネズミの一部が混入していたと発表した。同じラインで生産し、15都県に出荷した計約10万4000個を自主回収する。現時点で健康被害は報告されていない。
 5日午前に購入者からメールで指摘があり分かった。7日にも別の購入者から連絡があった。同社によると「回収して調査した結果、2件は同一個体であると判明しました」という。混入していた形状などは「公表していません」としたが「一見して異物と分かる」と説明。混入の原因については「調査中」とした。クマネズミは人家やその周辺で見られるネズミで、一般的な大きさは15~20センチ。

 回収するのは「超熟山型」の「5枚スライス」と「6枚スライス」のうち、消費期限が今月7~11日で、英数字3桁の管理番号が「A」で始まる商品。

 問い合わせは通話無料の商品回収専用フリーダイヤル(0120)001781。受け付けは平日午前9時から午後5時まで。

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